特許
J-GLOBAL ID:201003056508225808
真空浸炭または真空浸炭窒化用の鋼材
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
杉岡 幹二
, 穂上 照忠
, 千原 清誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-326767
公開番号(公開出願番号):特開2010-150566
出願日: 2008年12月24日
公開日(公表日): 2010年07月08日
要約:
【課題】真空浸炭又は真空浸炭窒化部品用の低コスト鋼材の提供。 【解決手段】C:0.10〜0.25%、Si:0.35〜1.5%、Mn:0.4〜1.5%、P≦0.025%、S:0.015〜0.05%、Cr:0.50〜2.0%、Al:0.010〜0.050%、N:0.012〜0.025%を含み、残部はFeと不純物からなり不純物中のO≦0.0012%、Ti≦0.003%で、〔910-203×C0.5+44.7×Si≦860〕、〔2.0≦(0.31×C0.5)×(0.7×Si+1.00)×(3.33×Mn+1.00)×(2.16×Cr+1.00)≦3.5〕、〔0.2×(S/Mn)+P≦0.030〕を満たす化学組成を有し、長手方向に平行な断面における介在物の長径をL(μm)、短径をW(μm)として極値統計法によって予想される累積分布関数が99%時の〔(πLW/4)0.5〕で表される酸化物、酸化物を主体とする複合介在物、窒化物および窒化物を主体とする複合介在物の最大等価円直径が35μm以下であることを特徴とする真空浸炭または真空浸炭窒化用の鋼材。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:0.35〜1.5%、Mn:0.4〜1.5%、P:0.025%以下、S:0.015〜0.05%、Cr:0.50〜2.0%、Al:0.010〜0.050%およびN:0.012〜0.025%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物中のO(酸素):0.0012%以下およびTi:0.003%以下、かつ、下記の(1)〜(3)式を満たす化学組成を有し、さらに、長手方向に平行な断面において、介在物の長径をL(μm)、短径をW(μm)として極値統計法によって予想される累積分布関数が99%時の下記(4)式で表される酸化物、酸化物を主体とする複合介在物、窒化物および窒化物を主体とする複合介在物の最大等価円直径が35μm以下であることを特徴とする真空浸炭または真空浸炭窒化用の鋼材。
910-203×C0.5+44.7×Si≦860・・・(1)
2.0≦(0.31×C0.5)×(0.7×Si+1.00)×(3.33×Mn+1.00)×(2.16×Cr+1.00)≦3.5・・・(2)
0.2×(S/Mn)+P≦0.030・・・(3)
(πLW/4)0.5・・・(4)
なお、上記の(1)〜(3)式におけるC、Si、Mn、Cr、SおよびPは、鋼中のその元素の質量%での含有量を表す。
IPC (4件):
C22C 38/00
, C21D 6/00
, C21D 1/06
, C22C 38/60
FI (5件):
C22C38/00 301N
, C21D6/00 D
, C21D6/00 W
, C21D1/06 A
, C22C38/60
Fターム (16件):
4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA16
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA32
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032BA02
, 4K032CC04
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (6件)
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