特許
J-GLOBAL ID:201003062292736535

干渉チェック機能を有する数値制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 竹本 松司 ,  杉山 秀雄 ,  湯田 浩一 ,  魚住 高博 ,  手島 直彦 ,  白石 光男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-091334
公開番号(公開出願番号):特開2010-244256
出願日: 2009年04月03日
公開日(公表日): 2010年10月28日
要約:
【課題】干渉の発生を予測し確実にこの干渉を防止することができる数値制御装置を提供する。【解決手段】干渉チェック部21を有し、干渉が予測されたとき減速停止する数値制御装置10において、プログラムを先読みし先読みブロック指令データ13に変換する先読み手段12と、可動部の実際の機械位置と該先読みブロック指令データに基づいて一定周期毎に一定時間後の先行した機械位置を算出する先行位置算出部19と、算出された該先行した機械位置の進行方向ベクトルを算出し、最初に算出された該先行した機械位置を基準位置とし、該基準位置である機械位置の進行方向ベクトルと、その後、算出される先行した機械位置における進行方向ベクトルとを順次比較し、その角度差が許容値を超えた機械位置を新たな基準位置とすると共に、該許容値を超えた機械位置を先行した移動軌跡として干渉チェック部21に出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
プログラムからの指令に基づいて機械の可動部を駆動制御する数値制御装置であって、可動部と他の物との干渉をチェックする干渉チェック手段を有し、該干渉チェック手段で干渉が予測されたとき可動部の移動を減速停止するようにした数値制御装置において、 前記プログラムを先読みし、先読みブロック指令データに変換する先読み手段と、 可動部の実際の機械位置と該先読みブロック指令データに基づいて一定周期毎に一定時間後の先行した機械位置を算出する先行位置算出手段と、 算出された該先行した機械位置の進行方向ベクトルを算出し、最初に算出された該先行した機械位置を基準位置とし、該基準位置である機械位置の進行方向ベクトルと、その後、算出される先行した機械位置における進行方向ベクトルとを順次比較し、その角度差が予め設定した許容値を超えた機械位置を新たな基準位置とすると共に、該許容値を超えた機械位置を先行した移動軌跡として前記干渉チェック手段に出力する手段と、を備え、 前記干渉チェック手段により前記先行した移動軌跡に基づいて干渉チェックを行うことを特徴とする干渉チェック機能を有する数値制御装置。
IPC (1件):
G05B 19/415
FI (1件):
G05B19/4155 T
Fターム (11件):
3C269AB01 ,  3C269BB14 ,  3C269EF02 ,  3C269EF25 ,  3C269EF30 ,  3C269GG01 ,  3C269MN04 ,  3C269MN16 ,  3C269MN41 ,  3C269PP08 ,  3C269QB17
引用特許:
審査官引用 (6件)
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