特許
J-GLOBAL ID:201003064451790328

鋳造シミュレーション方法およびそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-251241
公開番号(公開出願番号):特開2010-082627
出願日: 2008年09月29日
公開日(公表日): 2010年04月15日
要約:
【課題】鋳物のバリなどの発生原因となる型割れが生じる位置や時期を高精度に予測可能な鋳造シミュレーション方法を提供する。【解決手段】本発明の鋳造シミュレーション方法では、金属溶湯がキャビティへ充填される様子を解析する充填解析工程中に、単に金属溶湯の充填解析をするのみならず、中子などの鋳型に作用する熱応力を解析する熱応力解析ステップと、その得られた熱応力を型割れが発生するか否かの判断指標となる割れ応力とを比較する割れ判定ステップを備える。この鋳造シミュレーション方法により、高精度な型割れ予測が可能となった。【選択図】図6
請求項(抜粋):
金属溶湯が充填されるキャビティを構成する型を座標系上にモデル化した型モデルを設定するモデル設定工程と、 該設定された型モデル中のキャビティへ金属溶湯が充填されていく様子を順次算出する充填解析工程とを備える鋳造シミュレーション方法であって、 前記モデル設定工程は、前記型モデルを座標系上に位置づけて形成するモデル形成ステップと、該形成された型モデル中の領域を微小に分割して多数の微小要素を作成する要素作成ステップと、該作成された微小要素の内で該型モデル中のキャビティ領域に対応する微小要素をキャビティ要素と定義すると共に該型モデル中の型領域に対応する微小要素を型要素と定義する要素定義ステップとを有し、 前記充填解析工程は、前記キャビティ要素へ前記金属溶湯が順次充填されていく充填過程を算出する充填解析ステップと、少なくとも一部の前記型要素について作用する熱応力を順次算出する熱応力解析ステップと、該算出された熱応力が型割れ発生の判断指標となる割れ応力を少なくとも超えているか否かを判定する割れ判定ステップとを有し、少なくとも型割れの発生の有無を予測し得ることを特徴とする鋳造シミュレーション方法。
IPC (2件):
B22D 46/00 ,  B22C 9/00
FI (2件):
B22D46/00 ,  B22C9/00 E
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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