特許
J-GLOBAL ID:201003069440625742
モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-159148
公開番号(公開出願番号):特開2010-000826
出願日: 2008年06月18日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】通電不良発生時におけるモータ回転を円滑化して安定的に高い出力性能を確保することのできるモータ制御装置及び電動パワーステアリング装置を提供すること。【解決手段】マイコンは、通電不良相発生時、二相の通電相に対して正割曲線又は余割曲線状に変化する相電流を通電すべく電流制御を実行するとともに、その通電不良の発生が駆動回路を構成する何れかのスイッチング素子の故障によるものであるかを判定する(ステップ401)。そして、故障したスイッチング素子が特定された場合(ステップ402:YES)には、そのスイッチング素子対を構成する他方のスイッチング素子を介して通電不良発生相に通電可能な回転角範囲を特定し(ステップ403)、該特定された回転角範囲において、U,V,Wの各相に対する正弦波通電を実行する(ステップ404)。【選択図】図11
請求項(抜粋):
モータ制御信号を出力するモータ制御信号出力手段と、前記モータ制御信号に基づいてモータに三相の駆動電力を供給する駆動回路と、前記モータの各相に生じた通電不良を検出可能な異常検出手段とを備え、前記モータ制御信号出力手段は、前記モータの回転角に基づく電流制御の実行により前記モータ制御信号を生成するとともに、前記通電不良の発生時には、その通電不良発生相以外の二相を通電相として前記モータ制御信号の出力を実行するモータ制御装置において、
前記モータ制御信号出力手段は、前記通電不良の発生時には、前記各通電相に対し、前記通電不良発生相に応じた所定の回転角を漸近線として正割曲線又は余割曲線状に変化する相電流を通電すべく前記電流制御を実行するとともに、
前記駆動回路は、前記モータの各相に対応するスイッチング素子対を並列に接続してなるものであって、
前記通電不良の発生が前記駆動回路を構成する何れかのスイッチング素子の故障によるものであるか否かを判定する判定手段を備え、
前記モータ制御信号出力手段は、前記通電不良の発生原因となったスイッチング素子が特定された場合には、該発生原因となったスイッチング素子とともに前記スイッチング素子対を構成する他方のスイッチング素子を介して前記通電不良発生相に通電可能な所定の回転角範囲において、前記モータの各相に対して正弦波状に変化する相電流を通電すべく前記電流制御を実行すること、を特徴とするモータ制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (22件):
3D232CC32
, 3D232CC46
, 3D232DA15
, 3D232DA23
, 3D232DA63
, 3D232DA64
, 3D232DA65
, 3D232DC31
, 3D232DD02
, 3D232DD05
, 3D232DD10
, 3D232DD17
, 3D232DE02
, 3D232EA01
, 3D232EB04
, 3D232EC23
, 3D232GG01
, 3D233CA03
, 3D233CA13
, 3D233CA16
, 3D233CA20
, 3D233CA31
引用特許:
前のページに戻る