特許
J-GLOBAL ID:201003076228042415

原子力プラントを構成する部材へのフェライト皮膜の形成方法と皮膜形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 学 ,  戸田 裕二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-129793
公開番号(公開出願番号):特開2010-276490
出願日: 2009年05月29日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
【課題】亜鉛を含むフェライト皮膜の形成に要する時間をさらに短縮することができる原子力プラント構成部材への亜鉛を含むフェライト皮膜形成方法を提供する。【解決手段】皮膜形成装置の循環配管の両端部をBWRプラントのステンレス鋼製の再循環配管に接続する(S1)。皮膜形成装置から再循環配管内に除染液を供給して化学除染を実行する(S2)。循環配管内を流れる水(または皮膜形成水溶液)の温度を60〜100°Cに加熱する(S3)。鉄(II)イオン,亜鉛イオン,過酸化水素,ヒドラジンの混合薬液を循環配管内に流れる水に注入する(S4)。その後、この水溶液を再循環系配管内に導いて再循環系配管の内面に亜鉛を含むフェライト皮膜を形成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原子力プラントの構成部材が冷却水と接する表面に、皮膜形成液を接触させて前記表面に亜鉛を含むフェライト皮膜を形成するフェライト皮膜形成方法であって、 亜鉛イオン及び鉄イオンを含む水酸化物を生成し、 前記水酸化物を含む皮膜形成液を、前記原子力プラントの構造部材の表面に接触させ、前記水酸化物の脱水反応によって前記表面に亜鉛を含むフェライト皮膜を形成することを特徴とする原子力プラントの構成部材へのフェライト皮膜形成方法。
IPC (5件):
G21D 1/00 ,  G21D 3/08 ,  G21F 9/00 ,  G21F 9/28 ,  C23C 26/00
FI (8件):
G21D1/00 Y ,  G21D3/08 G ,  G21F9/00 A ,  G21F9/28 525D ,  G21F9/28 521B ,  G21F9/28 521C ,  G21F9/28 521D ,  C23C26/00 C
Fターム (5件):
4K044AA03 ,  4K044AB10 ,  4K044BA12 ,  4K044BB01 ,  4K044CA53
引用特許:
審査官引用 (4件)
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