特許
J-GLOBAL ID:201003080650324099

リチウムイオン二次電池の制御方法、及び、リチウムイオン二次電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人コスモス特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-199774
公開番号(公開出願番号):特開2010-040256
出願日: 2008年08月01日
公開日(公表日): 2010年02月18日
要約:
【課題】負極集電部材の溶解を抑制して、内部短絡により電池が早期に寿命に至るのを抑制するリチウムイオン二次電池の制御方法、及び、リチウムイオン二次電池システムを提供する。【解決手段】放電時正極電位曲線K1におけるフラット部F1の正極電位の最高値をB(V)、溶解負極電位値をC(V)としたとき、リチウムイオン二次電池100の電池電圧が、(B-C)Vより大きく(B-C+0.2)V以下の範囲のいずれかの値に設定した下限電池電圧値にまで低下した場合に、リチウムイオン二次電池100に対し所定電気量を充電する充電ステップS5〜S7を備えるリチウムイオン二次電池の制御方法。【選択図】図8
請求項(抜粋):
2相共存型の充放電を行う正極活物質を有する正極と、 負極活物質及び負極集電部材を有する負極と、を備える リチウムイオン二次電池を制御する方法であって、 上記負極集電部材が溶解する負極電位の値を溶解負極電位値とし、負極電位値が上記溶解負極電位値に達したときの上記リチウムイオン二次電池の電池電圧を溶解電池電圧値とすると、 上記リチウムイオン二次電池は、 上記リチウムイオン二次電池の電池電圧値が上限電池電圧値から上記溶解電池電圧値に低下するまで上記リチウムイオン二次電池を放電したときの正極電位の挙動を表す放電時正極電位曲線上に位置する点のうち、負極電位値が上記溶解負極電位値であるときの正極電位値を示す点を溶解正極対応点とし、電池電圧値が上記上限電池電圧値であるときの正極電位値を示す点を上限正極対応点としたとき、上記放電時正極電位曲線において、上記上限正極対応点から上記溶解正極対応点に至るまでの電気量範囲のうち、上記溶解正極対応点を起点として上記上限正極対応点に向かう50%以上の範囲にわたって、正極電位の変動幅が0.1V以内となるフラット部が現れる特性を有し、 上記リチウムイオン二次電池の電池電圧値が上記上限電池電圧値から上記溶解電池電圧値に低下するまで上記リチウムイオン二次電池を放電したとき、負極電位が、放電末期において、上記溶解負極電位値に近づくにしたがって上昇して上記溶解負極電位値に至る特性を示すリチウムイオン二次電池であり、 上記フラット部の正極電位の最高値をB(V)、上記溶解負極電位値をC(V)としたとき、 上記リチウムイオン二次電池の電池電圧が、(B-C)Vより大きく(B-C+0.2)V以下の範囲のいずれかの値に設定した下限電池電圧値にまで低下した場合に、上記リチウムイオン二次電池に対し所定電気量を充電する充電ステップを備える リチウムイオン二次電池の制御方法。
IPC (5件):
H01M 10/44 ,  H01M 10/48 ,  H01M 10/052 ,  H01M 4/58 ,  H01M 4/66
FI (5件):
H01M10/44 P ,  H01M10/48 P ,  H01M10/00 102 ,  H01M4/58 101 ,  H01M4/66 A
Fターム (30件):
5H017AA03 ,  5H017CC01 ,  5H017EE01 ,  5H029AJ05 ,  5H029AK01 ,  5H029AL06 ,  5H029AL07 ,  5H029AM03 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029CJ16 ,  5H029DJ07 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ18 ,  5H029HJ19 ,  5H030AA04 ,  5H030AA10 ,  5H030AS08 ,  5H030BB26 ,  5H030FF44 ,  5H050AA07 ,  5H050BA17 ,  5H050CA01 ,  5H050CB07 ,  5H050CB08 ,  5H050DA07 ,  5H050GA18 ,  5H050HA02 ,  5H050HA18 ,  5H050HA19
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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