特許
J-GLOBAL ID:201003090653874397

レバー式コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人グランダム特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-314178
公開番号(公開出願番号):特開2010-140701
出願日: 2008年12月10日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
【課題】レバーの倍力作用を利用してハウジング同士の嵌合を行うレバー式コネクタにおいて、嵌合時の作業性の低下を来すことなく、レバーの回動角度を小さく設定できるようにする。【解決手段】両ハウジング10,60の嵌合が開始してからタブ21と雌端子金具61との接触に起因する嵌合抵抗が発生するまでの間は、レバー40の回動に伴うカム溝42とカムフォロア34,62との係合による倍力作用が発揮されず、嵌合抵抗が発生してから両ハウジング10,60の嵌合が完了するまでの間は、レバー40の回動に伴うカム溝42とカムフォロア34,62との係合による倍力作用が発揮される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
前方に開口するフード部を有する雄ハウジングと、 前記雄ハウジングに取り付けられて、前端部のタブを前記フード部内に突出させた複数の雄端子金具と、 前記フード部内に収容され、前記タブを前方へ貫通させた状態で前記タブと平行な方向への移動を可能とされたムービングプレートと、 内部に雌端子金具が収容されているとともに、外面にハウジング側カムフォロアが形成され、前記フード部内へ前記タブと平行な方向に嵌合されるようになっている雌ハウジングと、 前記雄ハウジングに、初期位置と嵌合位置との間での回動を可能に支持されたレバーと、 前記雄ハウジングに対し、前記雌雄両ハウジングの嵌合方向と平行な方向への相対移動を可能に取り付けられたスライダとを備えて構成され、 前記スライダと前記レバーは、前記雌雄両ハウジングの嵌合方向と交差する方向の溝部と前記溝部に摺動可能に係合された連結部とを介して連結され、 前記カム溝には、前記ムービングプレートに形成したプレート側カムフォロアが係合され、前記レバーが初期位置にあるときには、前記ムービングプレートが最も前方に位置して前記タブの前記ムービングプレートからの突出寸法が最小となり、前記レバーが嵌合位置にあるときには、前記ムービングプレートが最も後方に位置して前記タブの前記ムービングプレートからの突出寸法が最大となるようになっており、 前記雌雄両ハウジングを嵌合する際には、前記雌ハウジングを前記フード部内に浅く嵌入して前記ハウジング側カムフォロアを前記カム溝の入口に進入させた状態で、前記雌ハウジングと前記スライダとを互いに接近させるように相対移動させることにより、前記レバーを初期位置から嵌合位置へ回動させるようになっており、 前記雌雄両ハウジングの嵌合の途中で、前記タブと前記雌ハウジングとの接続に起因する嵌合抵抗が発生し、この嵌合抵抗が前記雌雄両ハウジングが嵌合されるまで継続するようになっているレバー式コネクタであって、 前記カム溝は、 前記雌雄両ハウジングの嵌合が開始してから前記嵌合抵抗が発生するまでの間は、前記レバーの回動に伴う前記カムフォロアとの係合による倍力作用が発揮されず、且つ 前記嵌合抵抗が発生してから前記雌雄両ハウジングの嵌合が完了するまでの間は、前記レバーの回動に伴う前記カムフォロアとの係合による倍力作用が発揮される形態とされていることを特徴とするレバー式コネクタ。
IPC (1件):
H01R 13/631
FI (1件):
H01R13/631
Fターム (6件):
5E021FA05 ,  5E021FA14 ,  5E021FA16 ,  5E021FC25 ,  5E021FC31 ,  5E021HB05
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • レバー式コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-231487   出願人:住友電装株式会社
  • レバー式コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-001520   出願人:住友電装株式会社
  • レバー式コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-101247   出願人:住友電装株式会社
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審査官引用 (4件)
  • レバー式コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-001520   出願人:住友電装株式会社
  • レバー式コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-231487   出願人:住友電装株式会社
  • レバー式コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-101247   出願人:住友電装株式会社
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