特許
J-GLOBAL ID:201003094317332514

制振装置の制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 坂本 光雄 ,  浅尾 英晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-108344
公開番号(公開出願番号):特開2010-255791
出願日: 2009年04月27日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】 地震発生時であっても能動型の制振機能を発揮可能とする。【解決手段】 制御理論部16にて制振装置14のアクチュエータ5により制振対象構造物を制振するよう可動マスを往復駆動するための指令値U1を生成し、この指令値U1で可動マスを駆動する時の往復動の実変位と同じ値となる振幅及び位相を制振装置制御系の特性評価部17で求め、次いで、予見制御部18にて可動マスの実変位の応答よりも所要時間先の時点における可動マスの変位を算出した後、自動利得制御部19で、所要時間先までの範囲における可動マスの変位のピーク値を基に、可動マスを制振装置14の許容ストローク範囲内で制御するための利得を求め、その後、その利得の割合を、利得係数処理部20において制御理論部16で生成した指令値にかけることで得られる指令値を、制振装置14のアクチュエータ5へ与えて可動マスを往復駆動させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
制振装置の可動マスをアクチュエータにより制振対象構造物の揺れに対して90度の位相遅れで往復駆動させるための可動マスの変位の指令値を所要の制御理論に基づいて生成し、次に、制振装置の制御系の応答特性を評価することで、上記指令値により上記可動マスを往復駆動すると仮定するときに生じることとなる可動マスの往復動の実変位と同じ値の振幅及び位相を求め、次いで、該可動マスの往復動の実変位と同じ値の振幅及び位相の時系列変化を基に、該可動マスに生じることとなる実変位の応答よりも所要時間先の時点における可動マスの変位を算出した後、該算出された所要時間先までの範囲で可動マスの変位のピーク値を求めて、該ピーク値を基に、上記制振装置における上記可動マスの実変位のストロークを許容ストローク範囲内で制御できるようにするための利得を求め、しかる後、この利得により上記可動マスの振幅を絞り込む割合を、上記可動マスの変位の指令値にかけることで導かれる指令値を、上記制振装置のアクチュエータへ与えるようにすることを特徴とする制振装置の制御方法。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 ,  G05D 19/02
FI (4件):
F16F15/02 A ,  E04H9/02 341D ,  G05D19/02 D ,  F16F15/02 C
Fターム (16件):
2E139AA01 ,  2E139AB01 ,  2E139AC19 ,  2E139AC20 ,  2E139BB02 ,  2E139BB12 ,  2E139BB42 ,  2E139BB55 ,  2E139BB56 ,  2E139BB58 ,  3J048AD06 ,  3J048BF01 ,  3J048BF08 ,  3J048CB19 ,  3J048DA04 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (7件)
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