特許
J-GLOBAL ID:201003095967063816

物体検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-014980
公開番号(公開出願番号):特開2010-175256
出願日: 2009年01月27日
公開日(公表日): 2010年08月12日
要約:
【課題】 FM・CW型の物体検知装置でのターゲットのミスペアリングを防止し、正しいペアリングのデータを遅滞なく出力して制御の応答性を高める。【解決手段】 ピーク周波数候補算出手段S44が、任意のペアリング候補に対応する今回相対関係に基づいて前回処理サイクルにおける上昇側ピーク周波数あるいは下降側ピーク周波数をピーク周波数候補として算出すると、今回ペアリング候補確定手段S48が、ピーク周波数候補算出手段S44により算出されたピーク周波数候補と記憶手段に記憶されている前回処理サイクルのピーク周波数との差が所定値未満の場合に、今回相対関係の算出に用いられたペアリング候補を正しいペアリングの組み合わせとして確定する。このように、今回相対関係の正誤を前回相対関係に遡って検証するので、正しい今回相対関係を速やかに確定させて制御の応答性を高めることができる。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
複数の検知エリアに対してFM・CW波を送信するとともに送信したFM・CW波の物体からの反射波を受信する送受信手段(M1)と、 前記送受信手段(M1)の送信波および受信波からビート信号を生成するとともに該ビート信号を周波数分析する周波数分析手段(M3)と、 前記周波数分析手段(M3)による周波数分析の結果に基づいて上昇側ピーク周波数および下降側ピーク周波数を求めるピーク周波数検出手段(M16)と、 前記ピーク周波数検出手段(M16)で得られた上昇側ピーク周波数および下降側ピーク周波数に基づいて物体との距離および相対速よりなる相対関係を所定時間毎に算出し、今回算出された相対関係および前回算出された相対関係に基づいて同一の物体が所定回数以上継続して検知されていると判断された場合には前記相対関係を物体情報として出力する物体情報出力手段(M14)と、 を備える物体検知装置において、 前記ピーク周波数検出手段(M16)で得られたピーク周波数を記憶する記憶手段(M7A,M7B)と、 複数の物体からの反射波により複数の上昇側ピーク周波数および複数の下降側ピーク周波数が前記ピーク周波数検出手段(M16)により得られた場合には、上昇側ピーク周波数および下降側ピーク周波数の全ての組み合わせについて相対関係を算出するとともに、前記ピーク周波数の組み合わせ情報および該組み合わせにより算出された相対関係をペアリング候補情報として記憶するペアリング手段(S7)と、 任意のペアリング候補に対応する今回相対関係に基づいて前回処理サイクルにおける上昇側ピーク周波数あるいは下降側ピーク周波数をピーク周波数候補として算出するピーク周波数候補算出手段(S44)と、 前記ピーク周波数候補算出手段(S44)により算出されたピーク周波数候補と前記記憶手段(M7A,M7B)に記憶されているピーク周波数との差が所定値未満の場合に、今回相対関係の算出に用いられたペアリング候補を正しいペアリングの組み合わせとして確定する今回ペアリング候補確定手段(S48)と、 を備えることを特徴とする物体検知装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/93
FI (2件):
G01S13/34 ,  G01S13/93 Z
Fターム (16件):
5J070AB19 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD01 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH14 ,  5J070AH25 ,  5J070AH26 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AJ14 ,  5J070AK22 ,  5J070AK36 ,  5J070AL02 ,  5J070BG01
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • FMCWレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-076169   出願人:株式会社豊田中央研究所
  • 自動車の走行制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-029275   出願人:マツダ株式会社
  • FM-CWレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-279129   出願人:日本電装株式会社
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