特許
J-GLOBAL ID:201003096182368699

多層流路部材およびそれを用いた超音波式流体計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-283845
公開番号(公開出願番号):特開2010-112774
出願日: 2008年11月05日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】超音波式流体計測装置の流体の計測精度を向上する多層流路部材を提供することを目的とする。【解決手段】側板13、14に仕切板11を挿入した状態で、溶融突起部20を加熱ヘッド21で溶融するときに、溶融突起部20の先端部分の溶着面を上下方向に傾斜させてあるので、仕切板11の上下面で加熱ヘッド21による溶融状態が異なり、加熱ヘッド21に最初に接する溶融突起部25の最先端部分がまず最初に溶融していき、順次溶融突起部25の根本部分に向かって溶融していく過程で、仕切板11は初めに溶融する最先端部分と反対側の挿入孔17aの端部に押しつけられることとなり、仕切板11は挿入孔17aに対し偏って位置するようになり、挿入孔17aの位置精度で固定され、仕切板11と挿入孔17aに隙間があっても精度よく溶着固定することができるようになる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
超音波式流体計測装置に形成された角筒状の計測流路に配置されるもので、前記計測流路を複数の扁平流路に区画する仕切板と、前記仕切板に直交し両縁部を支持する側板と、前記仕切板と並行に上下に配設され、前記側板と結合して両縁部を支持し合う上、下板とから構成される多層流路部材であって、前記側板に前記仕切板の一部を挿入する挿入孔と、前記挿入孔の上下に溶融突起部を設け、前記側板に前記仕切板を挿入した状態で、前記溶融突起部を溶着手段で溶融することで前記側板に前記仕切板を固定するとともに、前記挿入孔と前記仕切板の隙間が一定方向に形成するように前記溶着手段による溶融状態が前記仕切板の表裏面で異なるように偏溶着手段を有する多層流路部材。
IPC (2件):
G01F 1/66 ,  G01F 1/00
FI (2件):
G01F1/66 Z ,  G01F1/00 G
Fターム (5件):
2F030CA03 ,  2F030CF01 ,  2F030CH03 ,  2F030CH05 ,  2F035DA07
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 国際公開第2004/074783号パンフレット
  • 流路ユニット、積層部及び当該積層部の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-107822   出願人:矢崎総業株式会社
  • ガスメータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-207158   出願人:東洋ガスメーター株式会社, 東京瓦斯株式会社, 大阪瓦斯株式会社, 東邦瓦斯株式会社
審査官引用 (4件)
  • 超音波式流体計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-291141   出願人:松下電器産業株式会社
  • ガスメータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-218768   出願人:東洋ガスメーター株式会社, 東京瓦斯株式会社, 大阪瓦斯株式会社, 東邦瓦斯株式会社
  • ガスメータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-193467   出願人:東洋ガスメーター株式会社, 東京瓦斯株式会社, 大阪瓦斯株式会社, 東邦瓦斯株式会社
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