特許
J-GLOBAL ID:201003098264017099

糖化発酵システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 金谷 宥 ,  船越 巧子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-177481
公開番号(公開出願番号):特開2010-017084
出願日: 2008年07月08日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
【課題】木質バイオマスを原料とした微生物による糖化発酵システムにおいて、酵素を再利用してコストを低減させるとともに、五炭糖の蓄積による糖化率の低下を回避して、高い生産性で発酵生成物を得ることのできる糖化発酵システムを提供する。【解決手段】木質系バイオマスを原料として、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ及び微生物を加えて糖化発酵を行って糖化発酵液を得る第一の工程、該糖化発酵液から蒸留により生成物を分離する第二の工程、該蒸留残渣に含まれる五炭糖を生物学的に発酵する第三の工程、該五炭糖発酵液を糖化発酵工程に戻す第四の工程を有することを特徴とする糖化発酵システム。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
セルロースを含む木質系バイオマスを原料とする糖化発酵システムにおいて、該木質系バイオマス原料含有液にセルロース分解酵素、ヘミセルロース分解酵素及びアルコール発酵微生物を加えて併行糖化発酵反応を行う糖化醗酵反応工程、該糖化発酵反応工程からの反応液を生成アルコール含有液体留分と、セルロース分解酵素、ヘミセルロース分解酵素、アルコール発酵微生物及び木質系バイオマス原料由来の各種物質を含有する蒸留残渣留分とに分離する蒸留分離工程、該蒸留残渣留分中に含まれる木質系バイオマス原料由来の五炭糖物質をアルコール発酵させる五炭糖発酵反応工程を有し、少なくとも、該五炭糖発酵反応工程から得られる反応生成物質を、前記蒸留残渣留分に随伴されてきている酵素分と共に前記糖化醗酵反応工程に循環供給することを特徴とする、木質バイオマスを原料とする糖化醗酵システム。
IPC (2件):
C12P 7/06 ,  B09B 3/00
FI (2件):
C12P7/06 ,  B09B3/00 304Z
Fターム (21件):
4B064AC03 ,  4B064CA02 ,  4B064CA05 ,  4B064CA06 ,  4B064CC01 ,  4B064CC21 ,  4B064CD24 ,  4B064CE01 ,  4B064DA10 ,  4D004AA12 ,  4D004BA06 ,  4D004CA01 ,  4D004CA13 ,  4D004CA15 ,  4D004CA20 ,  4D004CA22 ,  4D004CA34 ,  4D004CA46 ,  4D004CB21 ,  4D004CC03 ,  4D004CC07
引用特許:
出願人引用 (8件)
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