特許
J-GLOBAL ID:201003098612710747

血液処理装置及び血液処理装置の血液チューブセットを空にする方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 前田 弘 ,  竹内 宏 ,  嶋田 高久 ,  竹内 祐二 ,  今江 克実 ,  藤田 篤史 ,  二宮 克也 ,  原田 智雄 ,  井関 勝守 ,  関 啓 ,  杉浦 靖也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-527034
公開番号(公開出願番号):特表2010-502321
出願日: 2007年08月27日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
メンブレンによって互いに隔離された第1チャンバ、及び第2チャンバを有するメンブレンフィルタを含む体外血液回路を備える血液処理装置の血液チューブセットを空にする方法に関し、前記第1チャンバは、前記血液処理装置が動作中には血液がその中を通り、前記第2チャンバは、前記血液処理装置が動作中には濾過液がその中を通り、前記血液チューブセットは、それぞれ前記メンブレンフィルタの前記第1チャンバと連通し、前記血液処理装置が動作中には患者から前記メンブレンフィルタへ、前記メンブレンフィルタから前記患者へ血液を導く動脈血チューブ及び静脈血チューブを含み、前記血液処理装置は、前記動脈血チューブ及び/又は前記静脈血チューブに通じる置換液ラインを備え、置換液ソースから前記置換液ラインを通して置換液を搬送するよう前記置換液ラインに通じる置換液ポンプを備え、前記血液チューブセットを空にするために、前記動脈血チューブ及び前記静脈血チューブは、前記メンブレンフィルタ、前記動脈血チューブ、及び前記静脈血チューブを含む回路が構成されるように互いに接続され、前記置換液ラインは、前記置換液ソースから分離され、前記置換液ポンプによってエア又はガスが前記血液チューブセットに注入されることによって、前記血液チューブセット中に過剰な圧力が生じ、それにより液体が前記メンブレンフィルタの前記メンブレンを介して、前記メンブレンフィルタの前記第2チャンバに移動される。本発明は血液処理装置にも関する。
請求項(抜粋):
メンブレンによって互いに隔離された第1チャンバ(20)、及び第2チャンバ(30)を有するメンブレンフィルタ(10)を含む体外血液回路を備える血液処理装置の血液チューブセットを空にする方法であって、前記第1チャンバ(20)は、前記血液処理装置が動作中には血液がその中を通り、前記第2チャンバ(30)は、前記血液処理装置が動作中には濾過液がその中を通り、前記血液チューブセットは、それぞれ前記メンブレンフィルタ(10)の前記第1チャンバ(20)と連通し、前記血液処理装置が動作中には患者から前記メンブレンフィルタ(10)へ、前記メンブレンフィルタ(10)から前記患者へ血液を導く動脈血チューブ(60)及び静脈血チューブ(70)を含み、前記血液処理装置は、前記動脈血チューブ(60)及び/又は前記静脈血チューブ(70)に通じる置換液ライン(40)を備え、置換液ソースから前記置換液ラインを通して置換液を搬送するよう前記置換液ライン(40)に通じる置換液ポンプ(50)を備え、 前記血液チューブセットを空にするために、前記動脈血チューブ(60)及び前記静脈血チューブ(70)は、前記メンブレンフィルタ(10)、前記動脈血チューブ(60)、及び前記静脈血チューブ(70)を含む回路が構成されるように互いに接続され、 前記置換液ライン(40)は、前記置換液ソースから分離され、 前記置換液ポンプ(50)によってエア又はガスが前記血液チューブセットに注入されることによって、前記血液チューブセット中に過剰な圧力が生じ、それにより液体が前記メンブレンフィルタ(10)の前記メンブレンを介して、前記メンブレンフィルタ(10)の前記第2チャンバ(30)に移動される 方法。
IPC (1件):
A61M 1/14
FI (1件):
A61M1/14 551
Fターム (4件):
4C077AA05 ,  4C077BB01 ,  4C077GG11 ,  4C077KK25
引用特許:
審査官引用 (5件)
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