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J-GLOBAL ID：201102212866903708   整理番号：11A0781217

家庭科教職課程履修生に対するエコ・クッキング教育効果-野菜廃棄率,使用器具数,CO₂排出量,消費エネルギー(費用)面からの詳細分析-

A Detailed Analysis of Eco-cooking Education Effects on Students Majoring in Home Economics Education-Waste Ratio of Vegetables, Number of Employed Tools, CO₂ Emission, Energy Consumption (Cooking Cost)-

著者 (3件)： 三神彩子 (東京家政大) ,  三神彩子 (東京ガス) ,  長尾慶子 (東京家政大)
資料名： 日本食生活学会誌  (Journal for the Integrated Study of Dietary Habits)
巻： 21  号： 4  ページ： 272-280  発行年： 2011年03月30日 
JST資料番号： L3330A  ISSN： 1346-9770  CODEN： NSGIFO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エコクッキングの教育効果の詳細分析を行った。栄養科の大学3年生を対象に和・洋・中(豚汁・シチュー・八宝菜)の実験実習を3回行い,ガス使用量,水使用量,生ごみ量,意識調査,野菜の廃棄率,使用器具数,CO₂排出量,ガス・水道代の変化を調べた。ガス使用量は3種の料理平均で約40%の削減効果が得られた。加熱法や器具の使用法の工夫によった。水使用量は2,3回目の実習で平均約70%の削減効果が見られた。生ごみ量は料理により差があり40~95であった。調理全体でのCO₂削減率は約50%で,その中でもガス使用量の削減効果が大きかった。エコクッキングにより多面的視点からの行動改善ができることが示唆された。

シソーラス用語： *調理 ,  *環境保全 ,  教育効果 ,  実習 ,  野菜 ,  ごみ ,  大学生 ,  料理 ,  都市ガス ,  水道水 ,  調理器具 ,  排出量 ,  ガス料金 ,  水道料金 ,  二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： *エコクッキング ,  使用量 ,  生ごみ ,  調理実習

分類 (1件)： 食品一般  (FJ01010Y)

引用文献 (19件)：

• エコ・クッキング推進委員会. エコ・クッキング読本. 2009, 1-24
• エコ・クッキング推進委員会. エコ・クッキング指導者教本. 2008, 178-184
• 長尾慶子. 家庭科教職課程履修性に対してのエコ・クッキングの教育効果. 日本家教誌. 2007, 50, 176-183
• 長尾慶子. 家庭におけるエコ・クッキングの実践がCO_2削減に及ぼす効果. 家政誌. 2008, 59, 903-910
• 新しい技術・家庭 家庭分野. 2005, 48-65

タイトルに関連する用語 (10件)： 家庭 ,  クッキング ,  教育効果 ,  野菜 ,  廃棄率 ,  使用器具 ,  CO2排出量 ,  消費エネルギー ,  費用 ,  分析