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J-GLOBAL ID:201102215338829392   整理番号:11A1012793

ゲノムワイド関連解析でのメタ解析により,東アジア人の血圧差に関連する頻度の高い多型を同定した

Meta-analysis of genome-wide association studies identifies common variants associated with blood pressure variation in east Asians
著者 (40件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 531-538  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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AGEN-BPコンソーシアムから得られた東アジア人系の19,608人の収縮期(SBP)ならびに拡張期(DBP)血圧に関し,ゲノムワイド関連解析のメタ解析を行った。その後,結果を追跡するために新たに遺伝子型タイピングを行い(n=10,518),さらに東アジア人の試料(n=20,247)で再現性を確認した。SBPまたはDBPと関連するゲノムワイドに有意な(P<5×10<sup>-8</sup>)関連を同定し,その中には,4つの新たな座位(ST7L-CAPZA1,FIGN-GRB14,ENPEP,NPR3)の多型と,TBX3近傍の新たな多型が含まれていた。これらの新たに発見した5つの多型のうち,NPR3を除くすべての多型に対して独立の試料で有意な再現性を確認した。また,ヨーロッパ人系の集団においてすでに同定されていた7つの座位についても再現性を確認した。さらに,染色体12q24.13のALDH2近傍に,人種特異的に,強い関連を示す多型(SBPとDBPそれぞれに対し,P=7.9×10<sup>-31</sup>,P=1.3×10<sup>-35</sup>)を観察した。これらの結果は血圧調節ならびに潜在的介入標的に関しての新しい知見を提供してくれるものである。Copyright Nature Publishing Group 2011
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