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J-GLOBAL ID:201102216979152615   整理番号:11A0587476

新しい柱脚機構を有する中低層鉄骨ラーメン架構の終局耐震能力

ULTIMATE SEISMIC CAPACITY OF MULTI-STORY STEEL MOMENT RESISTING FRAMES HAVING NEW COLUMN SUPPORT SYSTEM
著者 (5件):
資料名:
号: 661  ページ: 649-658  発行年: 2011年03月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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剛接合鉄骨ラーメン構造物では梁が先行して降伏するものの,柱,特に最下層の脚部で降伏が生じ,損傷が集中して構造物の倒壊に至る場合がある。著者らはこの最下階への損傷集中を防ぎ架構が全層梁降伏メカニズムを形成するための新しい柱脚機構を提案している。(同誌,第496号,pp.113-118,1997年)本論ではこの機構を用いることで,角形鋼管柱を用いた場合でも梁が局部座屈発生後,最大耐力を迎えるまでに最下層柱の柱頭に降伏や局部座屈による架構の倒壊を防ぎ,全層梁損傷型となる条件を明らかにした。この結果,以下のような知見が得られた。1)静的解析により,提案した柱脚の架構では累積塑性変形性能が大きい梁で部材崩壊となるため,大きな最大層間変形角まで耐えられることが分かった。2)地震応答解析において,提案した柱脚の架構では柱幅厚比が大きな場合を除いて,大きな累積塑性変形性能を有する梁端に損傷が集中したため,部材崩壊は生じなかった。3)提案した柱脚の場合,基準化地震動75kineまでは部材内崩壊を防ぐことができる柱,梁の累積塑性変形倍率を示した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
構造動力学  ,  金属構造 

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