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J-GLOBAL ID：201102225155728355   整理番号：11A0492827

キーツ種マンゴーの官能検査と品質の関係

著者 (2件)： 菊地香 (日本大 生物資源科学) ,  平良英三 (琉球大 農)
資料名： 開発学研究  (Journal of Agricultural Development Studies)
巻： 21  号： 1  ページ： 62-69  発行年： 2010年07月31日 
JST資料番号： L6467A  ISSN： 0918-9432  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沖縄県ではアーウィン種アップルマンゴーが盛んに栽培されているが,第二のマンゴーとしてキーツ種マンゴーが栽培され始めている。キーツ種マンゴーは緑熟するため消費者はいつが食べ頃かがわかりにくい。高い品質のマンゴーを栽培するには消費者側の品質評価のあり方を把握し生産者側の思い入れ部分を排除していくことが重要である。ここでは消費者の官能検査を実施して,人間の味覚とNIRの測定値の関係を検討した。分析結果から糖度が高いマンゴーでも回答者は甘味を感じない,むしろ糖度が低いとしても甘いと評価している場合もあった。甘味の感じ方は果肉の熟度に依存している場合が多く,果肉の熟度は硬度に影響されていた。

シソーラス用語： *マンゴー ,  品種 ,  *消費者志向 ,  *官能検査 ,  消費者 ,  味覚 ,  測定データ ,  糖度 ,  甘味 ,  *果実【器官】 ,  熟度 ,  硬度 ,  沖縄県 ,  食品分析 ,  果肉
準シソーラス用語： NIR値 ,  *アップルマンゴー ,  *キーツ種 ,  *品質評価 ,  緑熟

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  食品の品質  (FJ01040F)

引用文献 (7件)：

• TAIRA, Eizo. Development of Quality Evaluation System for Mango Fruit using Mobile NIR. Proceedings of the Japan-Thailand Joint Symposium on Nondestructive Evaluation Technology, 2004. 2004, 153-159
• 菊地香. 沖縄県におけるマンゴー農家の経営意識に関する研究-アンケート結果を中心に-. 農業および園芸. 2009, 84, 3, 341-350
• 菊地香. マンゴーの近赤外線 (NIR) による品質評価と消費者の食味評価の関係. 農業および園芸. 2009, 84, 6, 614-623
• 木村務. 需要減退下における果樹農業再編-愛媛県吉田町-. 日本農業の主体形成. 2004, 314-344
• MIYAMOTO, Kumi. Development of a Portable NIR Spectrophotometer and Nitrogen Nutritional Diagnosis for a Satsuma Mandarin Tree. Proceedings of the Japan-Korea Joint Symposium on Near Infrared Spectroscopy, 2006. 2006, 151-155

タイトルに関連する用語 (2件)： マンゴー ,  官能検査