抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大阪大学工学部機械工学科目では講義・演習・実験をセットにしたコア科目と通常科目それぞれ1科目ずつを通じて制御工学の基礎教育を行っている。しかしながら,これだけの労力を投入しているにもかかわらず,従来,授業内容を十分に理解している学生は必ずしも多くはなかった。これはフィードバック制御の実体験やその効果のイメージなど,授業理解の基礎となる実感が学生に不足しているためであると考えられる。そこで著者らは,学生に理解の基礎を与えることを目的として,制御工学教育の最初に,簡単な実験装置を用いた体験講義,制御の効果や目的を動画を用いて印象づける講義,システムのモデルや動特性を身近な例を通じて理解させる講義を導入した。これらの取り組みの成果をアンケートなどによって調査したので,その結果を取組内容とあわせて報告する。(著者抄録)