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J-GLOBAL ID：201102228598053660   整理番号：11A0942896

情報倫理デジタルビデオ小品集のためのLMS用確認テストの試作

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著者 (2件)： 高井正三 (富山大 総合情報基盤セ) ,  上木佐季子 (富山大 総合情報基盤セ)
資料名： 学術情報処理研究  (JACN)
号： 13  ページ： 121-125  発行年： 2009年09月17日 
JST資料番号： L8082A  ISSN： 1343-2915  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 富山大学では2003年度から学習管理システム上に独自開発の情報倫理教育コースを作成し,新入生に受講を義務づけてきたが教育コースとして形骸化し,新たなネットワーク犯罪に対応できなくなった。本論文では,教材コンテンツとして2007年度から情報倫理デジタルビデオ小品集2,2009年度から同小品集3を導入し,ビデオ視聴後に理解度を自己確認するための確認テストを試作した。まず,小品集2では4章20テーマの39本のビデオが提供されており,その視聴を行わないと回答できないような内容で多岐選択式の5台の質問に全問正答することを目的とした。また,ワンクリック料金請求詐欺の被害者が出たのでPowerPointにより,1)P2P(Peer to Peer)犯罪,2)ウイルス定義テーブルのアップデート方法,3)ワンクリック料金請求被害に遭わないためにといったコンテンツを追加した。一方,学習のポイントが添付されている小品集3ではその目標を確認させられるように多岐選択式,及び整合形式による確認テストを作成した。年々増え続ける情報倫理のテーマを周知徹底させるにはビデオ視聴と確認テスト,事例解説を含む授業を集中的に行って事例研究による正しい判断の訓練をすべきことを論じた。

シソーラス用語： *計算機利用システム ,  *ディジタル画像 ,  倫理 ,  *コースウェア ,  教材 ,  検査 ,  試験 ,  *インターネット ,  コンピュータウイルス ,  *ディジタルビデオ ,  *ピアツーピアネットワーク ,  確認試験
準シソーラス用語： *LMS ,  確認テスト ,  授業 ,  情報倫理

分類 (3件)： CAI  (JE09000G) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  無線通信一般  (ND08010L)

引用文献 (4件)：

• [1]Web自習システ李による情報倫理教育コースの運用,高井正三,三橋正博,畑篤学術唐報処理研究,No.7,103-110, 2003.
• [2]大学生協と共同で実施した新入生対象の情報倫理セミナー(1),辰巳丈夫,深谷和規,平成18年度情報処理教育研究集会講演論文集,146-149,2006.
• [3]情報倫理デジタルビデオ小品集2,独立行政法人メディア開発センタ0,2005.
• [4]情報倫理デジタルビデオ小品集3,独立行政法人メディア開発センター,2007.http://www.mitomo.co.jp/products/e-leaming/([3][4]とも)

タイトルに関連する用語 (5件)： 情報倫理 ,  デジタルビデオ ,  LMS ,  確認テスト ,  試作