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J-GLOBAL ID:201102247431831487   整理番号:11A0868210

主電動機軸受の寿命延伸を目指す中間給脂機構

著者 (4件):
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巻: 19  号:ページ: 8-11  発行年: 2011年05月01日 
JST資料番号: Z0898C  ISSN: 0919-6471  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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主電動機の軸受け潤滑方法は,主にグリース潤滑が採用されている。グリース潤滑のメリットとしては,油溜めが不要でシールが簡便で済み,軸受け周辺の構造を小型軽量化できることである。一方,メンテナンスは容易でなく,手間がかかるというデメリットがある。そこで,保守軽減策として,近年様々な試みがなされている。その中で,軸受け洗浄を容易にする方法,軸受け部の分解を容易にする方法,潤滑剤交換を容易にする方法,のそれぞれについて紹介した。次に更なる潤滑寿命延伸を目指した中間給脂について述べた。中間給脂はグリースニップルあるいは給脂ニップルと呼ばれる給脂口を予め機械に設けておき,潤滑部分に直接新しいグリースを追加することにより非分解で内部の潤滑状態を改善し潤滑寿命を延伸する方法であるが,過不足な給脂量を決めるのが難しくなっていた。そこで,内部を確認しなくても一定量を給脂できる方法を開発した。新しい機構では環状グリースポケットを深さ方向に2分割する板(以下,可動板)を設け,使用開始時にグリースポケット全体にグリースを封入する。そして,給脂時には,可動板を軸受けから遠ざける方向に動かすことにより,軸受け近傍で使用し劣化したグリースを軸受けから遠ざけ,同時に,深い方に封入された未劣化のグリースに圧力をかけ,軸受け側へ供給する方法とした。これにより,給脂前も給脂後も軸受け近傍にグリースが封入され,潤滑状態を良好に保つことができる。
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