文献

J-GLOBAL ID：201102268593100920   整理番号：11A0986353

薄明視における視覚特性を考慮したトーンリプロダクション手法

著者 (4件)： 三鴨道弘 (広島大) ,  SLOMP Marcos (広島大) ,  玉木徹 (広島大) ,  金田和文 (広島大)
資料名： 画像ラボ  (Image Laboratory)
巻： 22  号： 6  ページ： 52-58  発行年： 2011年06月10日 
JST資料番号： L2340A  ISSN： 0915-6755  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハイダイナミックレンジ画像は従来の画像よりも表現できる輝度幅が大きい。そのため,実写画像やコンピュータグラフィックスにより作成された画像を精度よく表現できる。しかし,ディスプレイ表示できる輝度幅は限られているため,表示の際には輝度幅を圧縮して表示する必要がある。そのため,輝度に対する人の視覚特性を考慮して輝度幅を圧縮するトーンマッピング手法が開発されてきた。さらに,より自然な印象を与える画像を表示するためには,輝度だけではなく,色相に対する視覚特性も考慮したトーンリプロダクション手法が必要になる。本稿では薄暗い状態の視覚特性である薄明視に着目した手法について述べる。薄明視では明るいときと比べ,赤成分は目立たなくなる。一方で,青成分が目立ち始める。この特性をトーンリプロダクション手法に取り入れ,より自然な印象を与える画像を作成することができる。(著者抄録)

シソーラス用語： *画像 ,  コンピュータグラフィックス ,  輝度 ,  *画像合成 ,  色相 ,  視覚 ,  *画像再生 ,  建築環境 ,  屋内環境 ,  画像処理システム
準シソーラス用語： *トーンマッピング ,  *トーンリプロダクション ,  *ハイダイナミックレンジ画像 ,  印象 ,  屋外環境 ,  薄明視

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 薄明視 ,  視覚特性 ,  トーン ,  リプロダクション ,  手法