特許
J-GLOBAL ID:201103001213185675

複合電子部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鷲頭 光宏 ,  緒方 和文 ,  黒瀬 泰之 ,  三谷 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-214285
公開番号(公開出願番号):特開2011-029575
出願日: 2009年09月16日
公開日(公表日): 2011年02月10日
要約:
【課題】静電容量が小さく且つ放電特性、耐熱性及び耐候性に優れた静電気対策素子とコモンモードフィルタとを組み合わせて構成された小型で高性能な複合電子部品を提供する。【解決手段】複合電子部品100は、第1及び第2の磁性基体11a、11bに挟まれたコモンモードフィルタ層12a及び静電気対策素子層12bを備え、静電気対策素子層12bは、下地絶縁層27の表面に形成されたギャップ電極28〜31と、ギャップ電極28〜31を覆う静電気吸収層33とを備えている。円弧状のギャップ28G〜31Gは、スパイラル導体17,18の最外周よりも外側であって、スパイラル導体17,18と重ならない位置に配置されている。静電気吸収層33は低電圧放電タイプの静電気保護材料として機能し、静電気などの過電圧が印加された際に、この静電気吸収層33を介して電極間で初期放電が確保される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
2つの磁性基体の間にインダクタ素子と静電気対策素子とを有する複合電子部品であって、 前記インダクタ素子は、樹脂からなる絶縁層と、前記絶縁層上に形成されたコイル導体パターンとを備え、 前記静電気対策素子は、下地絶縁層と、前記下地絶縁層上においてギャップを介して相互に対向位置された電極と、少なくとも前記電極間に配置された静電気吸収層とを備え、 前記静電気吸収層は、絶縁性無機材料のマトリックス中に導電性無機材料が不連続に分散したコンポジットであり、 前記ギャップは、前記コイル導体パターンの外側であって、積層方向からみて前記コイル導体パターンと重ならない位置に設けられていることを特徴とする複合電子部品。
IPC (2件):
H01F 27/00 ,  H01C 13/00
FI (2件):
H01F15/00 D ,  H01C13/00 T
Fターム (5件):
5E070AA05 ,  5E070AB04 ,  5E070CA06 ,  5E070CB02 ,  5E070CB04
引用特許:
審査官引用 (13件)
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