特許
J-GLOBAL ID:201103008932247997

エポキシ樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-273935
公開番号(公開出願番号):特開2011-099083
出願日: 2009年11月09日
公開日(公表日): 2011年05月19日
要約:
【課題】 植物成分リグニンを使用して、安価で耐熱性の優れたエポキシ樹脂とエポキシ樹脂用硬化剤を提供することを目的とする。 また、本発明はかかるエポキシ樹脂とエポキシ樹脂用硬化剤の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科植物リグニンとフェノール類とを酸触媒下で反応させてなるリグニンフェノール樹脂にエピクロロヒドリンを反応させていることを特徴とするエポキシ樹脂である。 また、アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科植物リグニンとフェノール類とを酸触媒下で反応させたリグニンフェノール樹脂であることを特徴とするエポキシ樹脂用硬化剤である。 また、アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科リグニンとフェノール類とを、重量比でイネ科リグニン:フェノール=100:20〜100の割合で使用し、酸触媒をイネ科植物リグニンに対して0.2〜5重量%使用して反応させ、反応後中和し、次いで減圧蒸留によって未反応フェノールを除去し、水洗して精製したリグニンフェノール樹脂を、アルカリ触媒下エピクロロヒドリンと反応させることを特徴とするエポキシ樹脂の製造方法である。 また、アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科リグニンとフェノール類とを、重量比でイネ科リグニン:フェノール=100:20〜100の割合で使用し、強酸触媒をイネ科植物リグニンに対して0.2〜5重量%使用して反応させ、反応後中和し、次いで減圧蒸留によって未反応フェノールを除去し、水洗いして精製することを特徴とするエポキシ樹脂用硬化剤の製造方法である。
請求項(抜粋):
アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科植物リグニンとフェノール類とを酸触媒下で反応させてなるリグニンフェノール樹脂にエピクロロヒドリンを反応させていることを特徴とするエポキシ樹脂
IPC (3件):
C08G 59/06 ,  C08H 6/00 ,  C08G 59/62
FI (3件):
C08G59/06 ,  C08H5/02 ,  C08G59/62
Fターム (9件):
4J036AA02 ,  4J036AE07 ,  4J036AF11 ,  4J036BA01 ,  4J036FB08 ,  4J036FB18 ,  4J036JA06 ,  4J036JA07 ,  4J036JA08
引用特許:
審査官引用 (7件)
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