特許
J-GLOBAL ID:201103009001836928

マルチプロセッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-204380
公開番号(公開出願番号):特開2011-054077
出願日: 2009年09月04日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
【課題】キャッシュラインの転送時の消費電力を低減したマルチプロセッサを提供する。【解決手段】メインメモリ2と、その記憶データを一時記憶するL1キャッシュメモリ11a〜11dを備える複数のプロセッサユニット1a〜1dと、L1キャッシュメモリ11a〜11dのコヒーレンシを管理するCMU3とを備え、CMU3は、L1キャッシュメモリに格納されたキャッシュラインのタグを格納するL1タグキャッシュ33a〜33dと、プロセッサユニット1a〜1dからのリフィル要求に応じてインターベンション転送を行うCMUコントローラ31と、インターベンション転送を監視することによって、転送先別に転送元を予測するPIU32とを有し、CMUコントローラ31は、PIU32の予測結果が得られた後は、予測された転送元に対応するタグキャッシュのみを活性化して、リフィル要求に対応するキャッシュラインがキャッシュされているかを判別する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
主記憶装置と、 前記主記憶装置の記憶データを一時記憶するキャッシュメモリを夫々備え、前記主記憶装置を共有する複数のプロセッサと、 前記複数のプロセッサのキャッシュメモリのコヒーレンシを管理するコヒーレンシ管理ユニットと、 を備え、 前記コヒーレンシ管理ユニットは、 前記キャッシュメモリの各々に対応して設けられ、対応するキャッシュメモリにキャッシュされたキャッシュデータのタグを格納する複数のタグキャッシュと、 前記プロセッサからのリフィル要求に応じて、前記複数のタグキャッシュを参照して前記リフィル要求に対応するキャッシュデータがキャッシュされたキャッシュメモリを判別し、判別したキャッシュメモリを転送元としリフィル要求元のキャッシュメモリを転送先として前記リフィル要求に対応するキャッシュデータの転送を行うデータ転送手段と、 前記キャッシュメモリ間のキャッシュデータの転送の監視に基づく所定の予測処理を行うことで、転送先別に一つの転送元を仮決定する仮決定手段とを有し、 前記データ転送手段は、前記仮決定手段の仮決定結果が得られた後は、前記キャッシュデータの転送を行う際、前記仮決定した一つの転送元に対応するタグキャッシュのみを活性化し、活性化されたタグキャッシュのみを参照してリフィル要求に対応するキャッシュデータがキャッシュされているか否かを判別することを特徴とするマルチプロセッサ。
IPC (1件):
G06F 12/08
FI (6件):
G06F12/08 579 ,  G06F12/08 501B ,  G06F12/08 507H ,  G06F12/08 505C ,  G06F12/08 531B ,  G06F12/08 509B
Fターム (8件):
5B005JJ12 ,  5B005KK14 ,  5B005MM05 ,  5B005PP05 ,  5B005PP11 ,  5B005PP26 ,  5B005UU32 ,  5B005VV02
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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