特許
J-GLOBAL ID:201103015789296996

油圧システムのポンプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-022516
公開番号(公開出願番号):特開2011-157790
出願日: 2010年02月03日
公開日(公表日): 2011年08月18日
要約:
【課題】旋回起動時のリリーフによるエネルギーロスを減らしエネルギー効率を向上するとともに、旋回起動後の等速移行過程では必要な流量を旋回モータに供給してスムーズに等速旋回に到達させ、複合操作性と作業効率を向上することができる油圧システムのポンプ制御装置を提供する。【解決手段】旋回起動時は、コントローラ38のポンプ吐出圧力対応ポンプトルク演算部43、旋回操作圧対応ポンプトルク演算部44、最大値選択部45で第2油圧ポンプ3の吐出圧力に応じて第2油圧ポンプ3の最大吸収トルクをTbとTcとに変更する制御を行い、旋回と他の動作との旋回複合操作では、減算部47で全体ポンプトルクTr0から第2油圧ポンプ3の最大吸収トルクTp2を差し引く演算を行うことで、第2油圧ポンプ3の減トルク分を旋回モータ7以外のアクチュエータに係わる第1油圧ポンプ2に振り分ける制御を行う。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
原動機によって駆動される可変容量型の第1及び第2油圧ポンプと、前記第1油圧ポンプから吐出された圧油により駆動され、油圧ショベルのブーム駆動するブームシリンダを含む複数のアクチュエータと、前記第2油圧ポンプから吐出された圧油により駆動され、油圧ショベルの上部旋回体を駆動する旋回モータを含む複数のアクチュエータと、前記ブームシリンダ及び旋回モータをそれぞれ操作する第1及び第2操作手段を含む複数の操作手段と、前記第1及び第2油圧ポンプから吐出される圧油の最大圧力を決定するリリーフ弁とを備える油圧システムのポンプ制御装置において、 前記第2油圧ポンプの吐出圧力を検出する圧力検出手段と、 前記第1油圧ポンプの最大吸収トルクを設定し、前記第1油圧ポンプの吸収トルクがその最大吸収トルクを超えないよう前記第1油圧ポンプの押しのけ容積を制御する第1ポンプトルク制御手段と、 前記第2油圧ポンプの最大吸収トルクを設定し、前記第2油圧ポンプの吸収トルクがその最大吸収トルクを超えないよう前記第2油圧ポンプの押しのけ容積を制御する第2ポンプトルク制御手段とを備え、 前記第2ポンプトルク制御手段は、前記第2油圧ポンプで消費可能な最大トルク値とこの最大トルク値より小さいトルク値が予め設定されており、前記圧力検出手段で検出した前記第2油圧ポンプの吐出圧力が、前記リリーフ弁が決定する最大圧力に達しない所定の圧力より低いときは前記第2油圧ポンプの最大吸収トルクとして前記最大トルク値を設定し、前記圧力検出手段で検出した前記第2油圧ポンプの吐出圧力が、前記リリーフ弁が決定する最大圧力まで上昇したときは、前記第2油圧ポンプの最大吸収トルクとして前記最大トルク値より小さいトルク値を設定することを特徴とする油圧システムのポンプ制御装置。
IPC (3件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/17
FI (5件):
E02F9/22 R ,  F15B11/00 B ,  F15B11/16 A ,  E02F9/22 C ,  E02F9/22 K
Fターム (31件):
2D003AA01 ,  2D003AB02 ,  2D003AB05 ,  2D003BA05 ,  2D003BB02 ,  2D003CA04 ,  2D003DA03 ,  2D003DB01 ,  2D003DB02 ,  3H089AA02 ,  3H089AA60 ,  3H089AA74 ,  3H089AA76 ,  3H089AA81 ,  3H089BB01 ,  3H089BB19 ,  3H089CC01 ,  3H089CC08 ,  3H089CC11 ,  3H089DA03 ,  3H089DA06 ,  3H089DB03 ,  3H089DB43 ,  3H089EE05 ,  3H089EE14 ,  3H089EE22 ,  3H089EE36 ,  3H089FF08 ,  3H089FF09 ,  3H089GG02 ,  3H089JJ02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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