特許
J-GLOBAL ID:201103028124156225

有機性排水の水処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (18件): 蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  勝村 紘 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓 ,  市原 卓三 ,  山下 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-058124
公開番号(公開出願番号):特開2011-189286
出願日: 2010年03月15日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】硫化水素の溶解効率と脱窒効率の向上を図ることを課題とする。【解決手段】有機性排水中の有機物を嫌気性処理して硫化物を含む嫌気性処理水を生成させる嫌気性処理槽1と、嫌気性処理槽の下流側に配置された脱窒リアクタ2と、脱窒リアクタの下流側に配置され,アンモニア性窒素を好気性処理して亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素を含む好気性処理水を生成させる好気性処理槽3とを具備し、脱窒リアクタは、上部から嫌気性処理水並びに好気性処理水を夫々散水するための散水装置6,7と、散水装置の下部側に配置され,硫化物を利用して脱窒を行う硫黄脱窒菌と嫌気性処理水中の有機物を利用して脱窒を行う脱窒菌を共生させる担体充填部8とを備え、嫌気性処理槽で生じた硫化水素を含むバイオガスが脱窒リアクタの担体充填部の下部の気相中に吹き込まれるように嫌気性処理槽と脱窒リアクタが接続されていることを特徴とする有機性排水の水処理システム。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機性排水が導入され,排水中の有機物を嫌気性処理して硫化物を含む嫌気性処理水を生成させる嫌気性処理槽と、この嫌気性処理槽の下流側に配置された脱窒リアクタと、この脱窒リアクタの下流側に配置され,アンモニア性窒素を好気性処理して亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素を含む好気性処理水を生成させる好気性処理槽とを具備し、 脱窒リアクタは、上部から嫌気性処理水並びに好気性処理水を夫々散水するための散水装置と、この散水装置の下部側に配置され,硫化物を利用して脱窒を行う硫黄脱窒菌と嫌気性処理水中の有機物を利用して脱窒を行う脱窒菌を共生させる担体充填部とを備え、 嫌気性処理槽で生じた硫化水素を含むバイオガスが脱窒リアクタの担体充填部の下部の気相中に吹き込まれるように嫌気性処理槽と脱窒リアクタが接続されていることを特徴とする有機性排水の水処理システム。
IPC (2件):
C02F 3/34 ,  C02F 3/28
FI (4件):
C02F3/34 101B ,  C02F3/34 101D ,  C02F3/34 Z ,  C02F3/28 A
Fターム (9件):
4D040AA23 ,  4D040AA26 ,  4D040BB05 ,  4D040BB42 ,  4D040BB57 ,  4D040BB82 ,  4D040DD03 ,  4D040DD14 ,  4D040DD31
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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