特許

J-GLOBAL ID：201103029023343098

金属の回収方法

発明者： 小西 康裕 ,  荻 崇 ,  斉藤 範三
出願人/特許権者： 公立大学法人大阪府立大学
代理人 (1件)： 加藤 敬子
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-143216
公開番号（公開出願番号）：特開2011-026701
出願日： 2010年06月23日
公開日（公表日）： 2011年02月10日
要約：

【課題】 簡易な処理により、インジウム、ガリウムまたはスズを含む金属含有物から、効率的にこれらの金属を回収する方法を提供する。【解決手段】 本発明の金属の回収方法は、インジウム、ガリウムまたはスズを含む金属含有物を、鉄還元細菌で処理することにより、インジウム、ガリウムまたはスズを回収する。この方法により回収されるインジウム、ガリウムまたはスズは、高濃度に濃縮されており、工業的に再利用するのが容易である。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

インジウム、ガリウムまたはスズを含む金属含有物を、鉄還元細菌を用いて処理し、インジウム、ガリウムまたはスズを回収する、金属の回収方法。

IPC (6件)：

C22B 3/18 ,  C22B 25/00 ,  C22B 58/00 ,  C12P 3/00 ,  C01G 19/00 ,  C01G 15/00

FI (7件)：

C22B3/00 F ,  C22B25/00 101 ,  C22B58/00 ,  C12P3/00 A ,  C01G19/00 Z ,  C01G15/00 B ,  C01G15/00 G

Fターム (13件)：

4B064AA04 ,  4B064CA02 ,  4B064CE16 ,  4B064CE20 ,  4B064DA20 ,  4K001AA11 ,  4K001AA15 ,  4K001AA24 ,  4K001BA22 ,  4K001CA01 ,  4K001CA07 ,  4K001CA11 ,  4K001DB12

引用特許：

出願人引用 (3件)

• スズと共存金属の分離方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-018791   出願人：三菱マテリアル株式会社
• シアン生成及び分解細菌を用いた低環境負荷型金属回収方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-139108   出願人：国立大学法人大阪大学
• 金属回収方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-259938   出願人：公立大学法人大阪府立大学, 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構

審査官引用 (3件)

• 銀の除去方法と洗濯機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-170361   出願人：シャープ株式会社, 公立大学法人大阪府立大学
• 金属回収方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-259938   出願人：公立大学法人大阪府立大学, 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
• 重金属を含有する廃水の処理方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2000-590954   出願人：パクエスバイオシステムズベスローテンフェンノートシャップ

引用文献：

審査官引用 (6件)

• 資源・素材2004(盛岡),「希薄溶液からの金のバイオ還元・回収」,P.117,118
• 資源・素材2003(宇部),「嫌気性細菌による金イオンの還元・回収」,P.247,248
• 化学工学学会秋季大会研究発表講演要旨集(CD-ROM),Vol.37,P.V040
• 資源・素材2005(室蘭),「還元細菌 Shewanella algaeによる金ナノ粒子の細胞内合成」,P.311,
• hydrometallurgy,vol.81,no.1(2006),p.24-29
• バクテリアを利用したインジウムのバイオ回収