特許
J-GLOBAL ID:201103037102125589

半自動豚うで・かたロース肉脱骨装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-307819
公開番号(公開出願番号):特開2001-120165
特許番号:特許第4083358号
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 筋入れ前処理を施した頚椎・胸椎で縦断された片側の豚のかた部位を搬送ライン上の台車装置で把持・懸垂し、前腕骨、上腕骨、肩甲骨、頚椎、胸椎および肋骨等を脱骨する脱骨装置であって、うで部とかたロース部を切り離すまでの複数の加工ステーションからなる第1の加工ステーション群と、うで部の前腕骨、上腕骨、肩甲骨を取り除く複数の加工ステーションからなる第2の加工ステーション群と、かたロース部の頚椎、胸椎、肋骨を取り除く複数の加工ステーションからなる第3の加工ステーション群と、ワークを把持して各ステーション間を搬送する台車装置と、該台車を搬送する搬送装置とを含む半自動豚うで・かたロース肉脱骨装置において、 前記第1加工ステーション群は、ワークである豚かた部位肉の足首を足首クランパに取り付けるステーション1-1と、豚かた部位の懸垂状態でのかた部位最下端の位置をセンサにて感知して基準位置からかた部位最下端までのワーク長さを検出するワーク長さ検出装置が配設されたステーション1-2と、ワークのかたロース部を押し下げてかたロース肉とうで肉を結合膜部で引き剥がしさらに残った膜部を切断するかたロース部剥離切断装置が配設されたステーション1-3と、肩甲骨表面の肉を切りながら剥がす肩甲骨部切込み剥離装置が配設されたステーション1-4と、うで部とかたロース部とを切断分離するかたロース部切断分離装置が配設されたステーション1-5とを含む構成とし、 前記第2の加工ステーション群は、足首で把持し懸垂された豚うで部に筋入れ前処理を施したワークである豚うで部の基準位置からの肩甲骨の高さを測定する肩甲骨高さ測定装置が配設されたステーション2-1と、肩甲骨首元裏側筋入れ装置と、肩甲骨剥がし装置が配設されたステーション2-2と、複数の前腕骨および上腕骨引き剥がし装置が配設されたステーション2-3と、うで部切断分離装置が配設されたステーション2-4とを含む構成とし、 更に前記第3の加工ステーション群は、前記第1加工ステーション群で分離されたかたロース部を固定した状態で行う肋骨上面高さ測定装置が配設されたステーション3-1と、棘突起筋入れ装置が配設されたステーション3-2と、かたロース切込み・肋骨高さ測定・棘突起厚測定装置が配設されたステーション3-3と、かたロース・棘突起切り離し装置が配設されたステーション3-4と、複数のかたロース・椎骨切り離し装置が配設されたステーション3-5と、スペアリブ・椎骨切断分離装置が配設されたステーション3-6とを含み、 前記第1加工ステーション群にて、ワーク長さ検出装置にて前記かた部位最下端の位置をセンサにて感知して基準位置からかた部位最下端までのワーク長さを検出後、該検出されたワーク長さに基づいて前記第1加工ステーション群のステーション1-3,1-4及び1-5に夫々配設された装置によりかたロース部のうで部からの切り落としを行った後、 前記かたロース部が切り落とされたワークについて人手により豚うで部の筋入れの前処理を行い、 その後前記第2の加工ステーション群で、筋入れ前処理を施した豚うで部の基準位置からの肩甲骨の高さを測定後に、豚うで部の肩甲骨及び前腕骨と上腕骨の引き剥がしを行い、 更に前記第3加工ステーション群は、固定されたかたロース部の肋骨上面高さ位置を第一基準値、棘突起厚さを第二基準値とし、前記第一および第二基準値に基づいて第3ステーションのステーション3-4,3-5及び3-6に夫々配設された装置によりかたロース部の脱骨とスペアリブカットを行うことを特徴とする半自動豚うで・かたロース肉脱骨装置。
IPC (1件):
A22C 17/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
A22C 17/00
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (9件)
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