特許
J-GLOBAL ID:201103051871296623

航空機アクチュエータの油圧システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ワンディーIPパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-120328
公開番号(公開出願番号):特開2011-247334
出願日: 2010年05月26日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
【課題】機体側油圧源の機能の喪失時又は低下時であってもアクチュエータを駆動可能であるとともに、システム全体の温度上昇と使用される油の温度上昇とを抑制することができる、航空機アクチュエータの油圧システムを提供する。【解決手段】電動モータ19は、機体側油圧源104の機能の喪失又は低下時にアクチュエータ14に圧油を供給可能な可変容量式のバックアップ用油圧ポンプ18を駆動する。電源ユニット20は、可変周波数電源108から供給される電力を整流する。ドライバ21は、電源ユニット20からの電力を供給し、上記ポンプ18を所定の一定回転速度で回転させるように電動モータ19を駆動する。上記ポンプ18、電動モータ19、及びドライバ21における上記ポンプ18の回転速度に対するそれぞれの効率の変化に基づいて、それらの効率の積としての総合効率が最大値となるように、一定回転速度が設定される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
航空機の舵面を駆動する油圧作動式のアクチュエータを有するとともに当該アクチュエータに対して圧油を供給する、航空機アクチュエータの油圧システムであって、 前記航空機の機体側に設置された油圧源である機体側油圧源からの圧油が供給されることで作動し、前記舵面を駆動する前記アクチュエータと、 前記機体側油圧源の機能の喪失又は低下が発生したときに前記アクチュエータに対して圧油を供給可能な可変容量式のバックアップ用油圧ポンプと、 前記バックアップ用油圧ポンプを駆動する電動モータと、 前記航空機に搭載された発電用エンジンの回転速度の変化に応じて電源周波数が変化する発電機である可変周波数電源から供給される電力を整流する電源ユニットと、 前記電源ユニットから供給される電力を制御して前記電動モータへ供給し、前記バックアップ用油圧ポンプを所定の一定回転速度で回転させるように前記電動モータを駆動するドライバと、 を備え、 前記バックアップ用油圧ポンプ、前記電動モータ、及び前記ドライバにおける前記バックアップ用油圧ポンプの回転速度に対するそれぞれの効率の変化に基づいて、前記バックアップ用油圧ポンプの効率と前記電動モータの効率と前記ドライバの効率とを乗じた積として得られる総合効率が最大値となるように、前記一定回転速度が設定されていることを特徴とする、航空機アクチュエータの油圧システム。
IPC (3件):
F15B 20/00 ,  F15B 11/00 ,  B64C 13/42
FI (3件):
F15B20/00 G ,  F15B11/00 F ,  B64C13/42
Fターム (26件):
3H082AA02 ,  3H082AA30 ,  3H082BB26 ,  3H082BB29 ,  3H082CC02 ,  3H082DA03 ,  3H082DA06 ,  3H082DA18 ,  3H082DA22 ,  3H082DA33 ,  3H082DB35 ,  3H082DE05 ,  3H082EE11 ,  3H089AA81 ,  3H089BB01 ,  3H089BB21 ,  3H089CC01 ,  3H089DA03 ,  3H089DA14 ,  3H089DB03 ,  3H089DB33 ,  3H089DB43 ,  3H089FF07 ,  3H089FF10 ,  3H089GG02 ,  3H089JJ11
引用特許:
審査官引用 (5件)
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