特許
J-GLOBAL ID:201103053882531686

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 菊谷 公男 ,  牧 哲郎 ,  牧 レイ子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-180788
公開番号(公開出願番号):特開2001-012591
特許番号:特許第3664612号
出願日: 1999年06月25日
公開日(公表日): 2001年01月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 車両の走行状態に応じて変速段を自動的に選択する自動変速レンジと、手動操作で切り換え可能で、少なくも最低速段でエンジンブレーキ走行を行う低速段エンジンブレーキレンジを備えた手動設定レンジを有する自動変速機の制御装置において、前記変速段を設定するための摩擦締結要素に送る油圧を供給する油路の連通状態を切り換える第1のシフトバルブ、第2のシフトバルブおよび第3のシフトバルブと、前記第1のシフトバルブの連通状態を切り換えるための油圧を供給する第1の切り換え油路と、該第1の切り換え油路に接続され、オン状態で第1の切り換え油路に油圧を供給するオン、オフ制御の第1のソレノイドバルブと、前記第2のシフトバルブの連通状態を切り換えるための油圧を供給する第2の切り換え油路と、正常動作時には、オン状態で第2の切り換え油路に油圧を供給するオン、オフ制御の第2のソレノイドバルブと、前記第3のシフトバルブの連通状態を切り換えるための油圧を供給する第3の切り換え油路と、正常動作時には、オン状態で第3の切り換え油路に油圧を供給するオン、オフ制御の第3のソレノイドバルブと、設定されたレンジに応じて前記第1のソレノイドバルブ、第2のソレノイドバルブおよび第3のソレノイドバルブのオン、オフ状態を制御し、自動変速レンジにおいて最低速段が選択された場合には、前記第1のソレノイドバルブ、第2のソレノイドバルブおよび第3のソレノイドバルブをオン状態とし、エンジンブレーキ走行を行う最低速段が選択された場合には、前記第1のソレノイドバルブをオフ状態に、前記第2のソレノイドバルブおよび第3のソレノイドバルブをオン状態に制御し、かつ正常動作時には第1のソレノイドバルブ、第2のソレノイドバルブおよび第3のソレノイドバルブの少なくも一つをオン状態に制御する変速制御部と、手動操作により油圧源を各油路に選択的に連通させるマニュアルバルブと、前記低速段エンジンブレーキレンジが設定された場合にマニュアルバルブから油圧が供給される第1の油路を備え、前記第1のソレノイドバルブ、第2のソレノイドバルブおよび第3のソレノイドバルブのうち少なくとも一つがオン状態である場合に、前記第2のソレノイドバルブと前記第2の切り換え油路および前記第3のソレノイドバルブと第3の切り換え油路を連通して、当該第2のソレノイドバルブおよび第3のソレノイドバルブの信号圧により前記第2のシフトバルブおよび前記第3のシフトバルブを駆動可能とするとともに、前記第1のソレノイドバルブ、第2のソレノイドバルブおよび第3のソレノイドバルブがすべてオフ状態となった場合には、前記第1の油路を前記第2の切り換え油路および第3の切り換え油路と連通して、前記第1の油路から供給される前記マニュアルバルブからの油圧により前記第2のシフトバルブおよび前記第3のシフトバルブを駆動可能とするフェールセーフバルブを備え、前記第1のシフトバルブ、第2のシフトバルブおよび第3のシフトバルブは、第1の切り換え油路、第2の切り換え油路、および第3の切り換え油路のすべてに油圧が供給されないときのそれぞれのシフト位置において、最低速段とは異なる所定の変速段が設定されるとともに、前記第1の油路に油圧が供給されず、かつ第2の切り換え油路および第3の切り換え油路に油圧が供給されるときのそれぞれのシフト位置において、前記エンジンブレーキ走行を行う最低速段が設定されるように、前記摩擦締結要素が接続されていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/12 ,  F16H 59:08
FI (2件):
F16H 61/12 ,  F16H 59:08
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 自動変速機の油圧制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-164036   出願人:ジャトコ株式会社
  • 自動変速機の油圧制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-156395   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 自動変速機の油圧制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-200158   出願人:トヨタ自動車株式会社, アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
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