特許
J-GLOBAL ID:201103054021727578

冷却システム、及び、それを用いる電子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-198179
公開番号(公開出願番号):特開2011-047616
出願日: 2009年08月28日
公開日(公表日): 2011年03月10日
要約:
【課題】効率的な冷却により、省エネやエコロジー対策にも優れたサーモサイフォンを利用した冷却システムと、それに適した電子装置の構造を提供する。【解決手段】筐体内において回路基板100上に搭載したCPU200を冷却する電子装置用の冷却システムは、発熱するCPUの表面に熱的に接続され、その発熱により減圧された内部空間に収容された液体冷媒を蒸発させる受熱ジャケット310と、冷却ジャケットからの冷媒蒸気を減圧された内部空間に受容し、熱を装置の外部に輸送して冷媒蒸気を液体に凝縮する凝縮器320と、蒸気管331と、液戻り管332を備え、相変化により冷媒を循環させるサーモサイフォンを利用し、凝縮器は、受熱ジャケットからの冷媒蒸気をその内部壁面で効率的に冷却するため、その内壁面に微細な溝を冷媒の流れ方向に沿って形成すると共に、その断面を扁平に形成した扁平管から構成されている。【選択図】図8
請求項(抜粋):
電子装置の筐体内に収納された電子回路基板上に搭載される半導体デバイスを冷却する電子装置用の冷却システムであって、 前記半導体デバイスの表面に熱的に接続して取り付けられ、当該半導体デバイスからの発熱により、減圧された内部空間に収容された液体冷媒を蒸発させる受熱ジャケットと、 前記冷却ジャケットからの冷媒蒸気を減圧された内部空間に受容し、熱を装置の外部に伝達して冷媒蒸気を液体冷媒に凝縮する凝縮器と、 前記受熱ジャケットからの冷媒蒸気を前記凝縮器へ導くための第1の配管と、そして、 前記凝縮器からの液体冷媒を前記受熱ジャケットへ導く第2の配管とを備え、相変化により当該冷媒を循環させるサーモサイフォンを利用した冷却システムにおいて、 前記凝縮器は、前記受熱ジャケットからの冷媒蒸気をその内部壁面で冷却するための冷却管を備えており、かつ、当該冷却管は、その内壁面に微細な溝を冷媒の流れ方向に沿って形成すると共に、その断面を扁平に形成していることを特徴とする冷却システム。
IPC (2件):
F28D 15/02 ,  H01L 23/427
FI (3件):
F28D15/02 M ,  F28D15/02 101L ,  H01L23/46 A
Fターム (8件):
5F136BC01 ,  5F136CC34 ,  5F136CC35 ,  5F136CC37 ,  5F136CC38 ,  5F136FA01 ,  5F136FA03 ,  5F136GA04
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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