特許
J-GLOBAL ID:201103054979568858

車両用カウルルーバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 Vesta国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-226905
公開番号(公開出願番号):特開2011-073566
出願日: 2009年09月30日
公開日(公表日): 2011年04月14日
要約:
【課題】車両用カウルルーバにおいて、車両衝突時に反力を殆ど発生させずに衝突エネルギーを吸収でき、十分なシール性を有し、外観に制約を受けずに意匠的にも優れること。【解決手段】車両用カウルルーバ1は、意匠部分4及び機能部分5の二つの部分から構成されている。通常時には、機能部分5の前端部分(中実部分5aと発泡部分5b)、シール部材7、及び機能部分5の底面に係合したカウル8によって、エンジンルーム内と外部とを遮断するシール性が保持されている。車両の衝突時にフードパネル2の後端及び車両用カウルルーバ1の上面(意匠部分4)に下方向に応力Fが掛かると、強度的に中実部分5aより遥かに劣る発泡部分5bが容易に変形して破壊され、殆ど反力を生ずることがない。弱体化部位を有する機能部分5が意匠部分4で覆われているため、弱体化部位を設ける方法について限定されず、機能部分5の外観を気にすることなく設計できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車体のフードパネルの後端下部とフロントウィンドウガラスの下端との間に設けられる車両用カウルルーバであって、 前記車両用カウルルーバは、前記車体の衝突時に応力が掛かると破壊される弱体化部位を含んで設けられた機能部分と、該機能部分の上方に該機能部分を覆うように設けられた意匠部分とを具備し、 前記機能部分は、通常時にはエンジンルーム内と外部とを遮断するシール性を保持し、前記車体の衝突時には前記弱体化部位の一部または全部が破壊されることを特徴とする車両用カウルルーバ。
IPC (1件):
B62D 25/08
FI (1件):
B62D25/08 H
Fターム (12件):
3D203BB38 ,  3D203BB40 ,  3D203CA01 ,  3D203CA07 ,  3D203CA23 ,  3D203CA82 ,  3D203CA84 ,  3D203CB07 ,  3D203CB21 ,  3D203DA37 ,  3D203DA38 ,  3D203DA70
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 車両のデッキガーニッシュ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-206845   出願人:三菱自動車工業株式会社, 三菱自動車エンジニアリング株式会社
  • 車体前部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-204454   出願人:日産自動車株式会社
  • カウルトップカバー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-108630   出願人:日本プラスト株式会社
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審査官引用 (2件)
  • 車両のデッキガーニッシュ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-206845   出願人:三菱自動車工業株式会社, 三菱自動車エンジニアリング株式会社
  • 車体前部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-204454   出願人:日産自動車株式会社

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