特許
J-GLOBAL ID:201103057942489256
固液分離装置及び水処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉本 勝徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-226559
公開番号(公開出願番号):特開2011-072904
出願日: 2009年09月30日
公開日(公表日): 2011年04月14日
要約:
【課題】加圧ポンプなどが不要で、構造が簡単であり、低コストで得られると共に、微小粒径の固体粒子に対し固液分離能力が高い固液分離装置及び該固液分離装置を備える水処理装置を提供することを目的とする。【解決手段】水槽本体11を、水槽流入口22から円筒状をした水槽本体11内に汚濁水を水槽本体11の内壁面に沿うように流入させて、汚濁水中の固形粒子を水槽本体11の中央に集めて沈降させるとともに、流入した汚濁水を上昇流抑止板4と水槽本体11との隙間Sを通過する直前まで略一定速度で上昇させるような内部構造とするとともに、上昇してきた上昇流の一部を上昇流抑止板4によって下降流に変化させるようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
横断面が円形をした水槽本体と、この水槽本体に連設し、漏斗形状をするとともに、下端に固体粒子排出口を備えた水槽下端部とを有する固液分離水槽と、
一端が固液分離水槽外に突出し固体粒子を含む汚濁水の入口となり、他端が前記水槽本体内に開放された水槽流入口となり、前記汚濁水の入口から流入した汚濁水が水槽流入口から水槽本体の内壁面の接線方向に沿いながら固液分離水槽内に流入するように設けられた汚濁水流入筒部と、
下端側が水槽本体外に突出し、前記水槽本体の中心軸に沿うように設けられ、水槽本体の上部で上端が開口する垂直管部を上端側に有する上澄み水排水管と、
外径が水槽本体の内径より小径で、前記水槽流入口より上方で前記垂直管部を囲むように鍔状に張り出し、水槽本体中央部分を流れる上昇流による固体粒子の上昇を抑止する上昇流抑止板と、を備える固液分離装置であって、
前記水槽本体の内部が、前記水槽流入口から水槽本体内に流入した汚濁水が前記上昇流抑止板と水槽本体との隙間を通過する直前まで略一定速度で上昇する形状に構造されているとともに、前記上昇流抑止板が上昇してきた上昇流の一部を下降流に変化させる構造に形成されていることを特徴とする固液分離装置。
IPC (3件):
B01D 21/26
, B04C 3/00
, B04C 9/00
FI (3件):
B01D21/26
, B04C3/00 Z
, B04C9/00
Fターム (9件):
4D053AA03
, 4D053AB04
, 4D053BA01
, 4D053BC01
, 4D053BD01
, 4D053CA12
, 4D053CB14
, 4D053DA02
, 4D053DA10
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (11件)
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特開昭59-177105
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特開昭53-134277
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水処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-033061
出願人:日本鋼管株式会社
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