特許
J-GLOBAL ID:201103058057872855 厚板用鋼材、および厚板用鋼材の素材となる鋳片の連続鋳造方法
発明者:
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出願人/特許権者: 代理人 (2件):
森 道雄
, 松永 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-087028
公開番号(公開出願番号):特開2011-218370
出願日: 2010年04月05日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】組織が均一であり、再加熱時の結晶粒の粗大化を抑制可能な厚板用鋼材およびその素材となる鋳片の連続鋳造方法を提供する。【解決手段】(1)連続鋳造された鋳片を素材として製造された厚板用鋼材であって、質量%で、C:0.01-0.20%、Si:0.02-0.5%、Mn:0.6-3.0%、P:0.02%以下、S:0.002-0.008%、Ti:0.005-0.03%、N:0.002-0.008%、Al:0.0005-0.05%、O:0.0001-0.015%およびBi:0.0001-0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、偏析指数が1.0-2.2であり、結晶粒径指数が0.3-0.9であり、靭性指数が1.5-3.0であることを特徴とする厚板用鋼材。(2)溶鋼中に浸漬させた浸漬ランス内に、Biを含有する金属ワイヤーを挿入することにより、前記浸漬ランス内で金属蒸気を発生させ、キャリア・ガスとともに前記溶鋼中に供給することを特徴とする連続鋳造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
連続鋳造された鋳片を素材として製造された厚板用鋼材であって、質量%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.02〜0.5%、Mn:0.6〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.002〜0.008%、Ti:0.005〜0.03%、N:0.002〜0.008%、Al:0.0005〜0.05%、O:0.0001〜0.015%およびBi:0.0001〜0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、
EPMAを用いた線分析で測定したMn含有率の最大値を、平均Mn含有率で除した値である偏析指数が1.0〜2.2であり、
平均結晶粒径の値を、Biを含有せずBi以外の成分組成は上記条件を満たす連続鋳造された鋳片を素材として製造された厚板用鋼材である基準鋼材の平均結晶粒径で除した値である結晶粒径指数が0.3〜0.9であり、
シャルピー試験で測定した吸収エネルギーを、前記基準鋼材の吸収エネルギーで除した値である靭性指数が1.5〜3.0であることを特徴とする厚板用鋼材。
IPC (6件):
B22D 11/108
, B22D 11/11
, C22C 38/00
, C22C 38/14
, C22C 38/58
, C21C 7/00
FI (6件):
B22D11/108 D
, B22D11/11 B
, C22C38/00 301B
, C22C38/14
, C22C38/58
, C21C7/00 H
Fターム (11件):
4E004MB14
, 4E004NC04
, 4K013AA09
, 4K013BA14
, 4K013BA16
, 4K013CB01
, 4K013CB07
, 4K013EA18
, 4K013EA24
, 4K013EA25
, 4K013FA02
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