特許
J-GLOBAL ID:201103063212150148

バイオチップ、抗原抗体反応検出用キット、及び抗原抗体反応の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-020998
公開番号(公開出願番号):特開2011-158369
出願日: 2010年02月02日
公開日(公表日): 2011年08月18日
要約:
【課題】高感度検出が可能であり、特異的にターゲットを認識する抗体を高密度にチップ表面に配列させることができるバイオチップ、抗原抗体反応検出用キット、及び抗原抗体反応の検出方法を提供すること。【解決手段】本発明のバイオチップ(1)は、 表面に周期構造を有するベース基板(2)と、 周期構造の上に形成された金属層(4)と、 金属層(4)の上に形成された消光抑制層(6)と、 消光抑制層(6)の上に結合された二重特異性抗体(7)とを備え、 金属層(4)が、表面プラズモン共鳴光を発生し得る金属で形成され、 消光抑制層(6)が酸化亜鉛(ZnO)で形成され、 二重特異性抗体(7)が、一端が酸化亜鉛を認識し、他端が蛍光標識タンパク質を認識する抗体であり、 光が入射されて表面プラズモン共鳴光によって増強された電場を発生させ、 発生した前記電場を前記蛍光標識タンパク質の励起場として増強蛍光が検出される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
表面に周期構造を有するベース基板と、 前記周期構造の上に形成された金属層と、 前記金属層の上に形成された消光抑制層と、 前記消光抑制層の上に結合された二重特異性抗体とを備え、 前記金属層が、表面プラズモン共鳴光を発生し得る金属で形成され、 前記消光抑制層が酸化亜鉛で形成され、 前記二重特異性抗体が、一端が酸化亜鉛を認識し、他端が抗原を認識する抗体であり、 蛍光標識されている前記抗原が前記二重特異性抗体の前記他端に結合された状態、または、蛍光標識されていない前記抗原が前記二重特異性抗体の前記他端に結合され且つ前記抗原を認識する蛍光標識された二次抗体が前記抗原に結合された状態で、光が入射されて表面プラズモン共鳴光によって増強された電場を発生させ、 発生した前記電場を、前記抗原が蛍光標識されている場合には前記抗原の励起場として、前記二次抗体が前記抗原に結合されている場合には前記二次抗体の励起場として、増強蛍光が検出されることを特徴とするバイオチップ。
IPC (4件):
G01N 21/64 ,  G01N 21/78 ,  G01N 33/543 ,  G01N 33/553
FI (5件):
G01N21/64 G ,  G01N21/64 F ,  G01N21/78 C ,  G01N33/543 595 ,  G01N33/553
Fターム (23件):
2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA06 ,  2G043EA01 ,  2G043GA07 ,  2G043GB01 ,  2G043GB02 ,  2G043GB03 ,  2G043GB16 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043KA09 ,  2G054AA06 ,  2G054AB04 ,  2G054CA23 ,  2G054CE02 ,  2G054EA03 ,  2G054EB01 ,  2G054GA03 ,  2G054GA04 ,  2G054GA05 ,  2G054GE03 ,  2G054GE05
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る