特許
J-GLOBAL ID:201103077861139839

電動機駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-292691
公開番号(公開出願番号):特開2011-135692
出願日: 2009年12月24日
公開日(公表日): 2011年07月07日
要約:
【課題】過電流を流すことなく、故障を検出できる電動機駆動装置およびこれを用いた電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】電動機駆動装置1の制御部50は、通常のPWM制御を開始する前に、端子電圧とPIG1電圧に基づいて、MOS21〜26自体のショート故障を検出する。MOS21〜26自体のショート故障が検出されなかった場合、MOS21〜26の少なくとも1つをオン制御した後、全てのMOS21〜26をオフ制御したときの端子電圧とPIG1電圧とに基づいて、MOS21〜26を非導通状態にできないプリドライバ52のショート故障を検出する。これにより、上MOS21〜23から対をなす下MOS24〜26に向かって電流が流れる経路が形成されないため、過電流を流すことなくプリドライバ52のショート故障を検出することができ、インバータの焼損を防止することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
複数の相に対応する巻線から構成される複数の巻線組を有する電動機と、 前記複数の巻線組ごとに設けられ、前記巻線の各相に対応し高電位側に配置された高電位側スイッチング素子および低電位側に配置された低電位側スイッチング素子によりスイッチング素子対をなす複数のスイッチング素子を有し、前記巻線へ電流を供給するインバータ部と、 前記スイッチング素子のオンおよびオフを切り替える通電状態切替部と、 前記インバータ部を経由せずに前記巻線に電圧を印加する電圧印加部と、 それぞれの前記インバータ部と電源との間におけるパワー電圧を検出するパワー電圧検出部と、 前記スイッチング素子と前記巻線との接点の電圧である端子電圧を前記巻線ごとに検出する端子電圧検出部と、 前記通電状態切替部を制御して前記スイッチング素子のオンおよびオフを切り替えることにより前記電動機の回転を制御する回転制御手段、前記回転制御手段による前記電動機の回転の制御を開始する前に、前記端子電圧と前記パワー電圧とに基づいて前記スイッチング素子のショート故障を検出する第1の故障検出手段、および、前記回転制御手段による前記電動機の回転の制御を開始する前であって、前記第1の故障検出手段により前記スイッチング素子の故障が検出されなかったとき、前記高電位側スイッチング素子または前記低電位側スイッチング素子の一方のスイッチング素子の少なくとも1つをオン制御した後、全ての前記スイッチング素子をオフ制御したときの前記端子電圧と前記パワー電圧とに基づいて前記スイッチング素子を非導通状態にできない前記導通状態切替部のショート故障を検出する第2の故障検出手段を有する制御部と、 を備えることを特徴とする電動機駆動装置。
IPC (3件):
H02P 5/74 ,  B62D 5/04 ,  B62D 6/00
FI (3件):
H02P7/74 J ,  B62D5/04 ,  B62D6/00
Fターム (38件):
3D232CC34 ,  3D232DA03 ,  3D232DA15 ,  3D232DA63 ,  3D232DA65 ,  3D232DD10 ,  3D232EA01 ,  3D232EC23 ,  3D232GG01 ,  3D233CA02 ,  3D233CA03 ,  3D233CA04 ,  3D233CA05 ,  3D233CA16 ,  3D233CA17 ,  3D233CA20 ,  3D233CA28 ,  3D233CA29 ,  5H572AA03 ,  5H572BB07 ,  5H572CC04 ,  5H572DD05 ,  5H572DD09 ,  5H572EE09 ,  5H572GG04 ,  5H572HA09 ,  5H572HB09 ,  5H572HC07 ,  5H572JJ03 ,  5H572KK05 ,  5H572LL22 ,  5H572LL24 ,  5H572LL32 ,  5H572LL46 ,  5H572LL49 ,  5H572MM02 ,  5H572MM11 ,  5H572PP01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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