特許
J-GLOBAL ID:201103084981950375

データ変換方法、描画システムおよびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松阪 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-212937
公開番号(公開出願番号):特開2011-065223
出願日: 2009年09月15日
公開日(公表日): 2011年03月31日
要約:
【課題】複数の図形要素のベクトルデータである入力データをランレングスデータである出力データに変換する際に、滑らかな描画が可能となるランレングスデータを生成する。【解決手段】傾斜辺8910を有する図形要素を部分ランレングスデータに変換する際に、まず、分割直線801により区切られた単位領域800毎に、描画画素802に対する図形要素の占める割合に従って図形濃度および背景濃度が付与される。次に、傾斜辺8910と分割直線801との2つの交点803が求められ、交点803の間の中央位置804が求められる。中央位置804から一定の範囲の描画画素802には、図形濃度および背景濃度に代えて中間濃度が付与され、複数のランレングスの配列である多階調の部分ランレングスデータ8911,8912が生成される。これにより、感光材料上において、ジャギーの発生が抑制された滑らかな傾斜辺8910の描画が可能となる。【選択図】図22
請求項(抜粋):
複数の図形要素のベクトルデータである入力データを、エネルギービームの照射により基板上に図形を描画する際に用いられるランレングスデータである出力データに変換するデータ変換方法であって、 a)入力データに含まれる複数の図形要素のベクトルデータに基づいて、各図形要素を第1の方向を向く分割直線にて所定幅毎に分割し、前記各図形要素を分割された領域の部分ランレングスデータの集合として表す図形ランレングスデータを生成する工程と、 b)前記複数の図形要素が配置される配置領域を前記第1の方向を向く直線にて前記所定幅毎に分割することにより前記第1の方向に垂直な第2の方向に配列された前記所定幅の複数の単位領域を設定し、前記複数の単位領域のうち一の単位領域を注目単位領域として決定する工程と、 c)前記注目単位領域と重なる一または複数の図形要素を注目図形要素として抽出する工程と、 d)各注目図形要素の前記注目単位領域と重なる部分ランレングスデータに基づいて前記注目単位領域の単位ランレングスデータを生成して出力する工程と、 e)前記複数の単位領域に対して前記c)工程および前記d)工程を順次繰り返すことにより、前記複数の単位領域の単位ランレングスデータを順次生成して前記複数の図形要素のランレングスデータである出力データを生成する工程と、 を備え、 前記a)工程において、互いに隣接する2つの分割直線の間にて前記第1の方向に並ぶ複数の描画単位のそれぞれに、図形要素の割合に従って、前記図形要素に設定された図形濃度、背景領域に設定された背景濃度、および、前記図形濃度と前記背景濃度との間の少なくとも1つの中間濃度である多階調の濃度のいずれかが割り当てられることにより、前記図形要素の前記2つの分割直線の間における部分ランレングスデータが、前記多階調の濃度のいずれかがそれぞれに与えられた少なくとも1つのランレングスの配列として生成され、少なくとも1つの部分ランレングスデータが、前記図形濃度のランレングスおよび中間濃度のランレングスを含む多階調の部分ランレングスデータであることを特徴とするデータ変換方法。
IPC (5件):
G06F 17/50 ,  G06T 11/20 ,  G09G 5/36 ,  H01L 21/027 ,  G03F 7/20
FI (6件):
G06F17/50 658M ,  G06T11/20 110K ,  G06F17/50 606B ,  G09G5/36 530C ,  H01L21/30 529 ,  G03F7/20 501
Fターム (16件):
2H097AA03 ,  2H097GB04 ,  5B046AA08 ,  5B046BA06 ,  5B046FA06 ,  5B046FA20 ,  5B080EA00 ,  5B080FA14 ,  5B080GA25 ,  5C082BA12 ,  5C082BD02 ,  5C082MM07 ,  5F046AA06 ,  5F046BA07 ,  5F146AA06 ,  5F146BA07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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