特許
J-GLOBAL ID:201103086399706772

圧電トランスの制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 大塚 康徳 ,  丸山 幸雄 ,  大塚 康弘
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-340771
公開番号(公開出願番号):特開2002-151292
特許番号:特許第3746673号
出願日: 2000年11月08日
公開日(公表日): 2002年05月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 入力される制御電圧に応じて発振信号を生成する発振手段と、その発振手段からの発振信号に応じて発生させた交流電圧により圧電トランスを駆動する駆動手段と、前記圧電トランスの出力側に接続された負荷の負荷電流を検出すると共に、その負荷電流を所定の基準値とすべく前記制御電圧を調整することによって前記発振手段の発振周波数を制御する制御手段とを備える圧電トランスの制御回路であって、 前記制御手段は、 前記負荷電流に対応する電圧を前記所定の基準値と比較し、その比較結果を増幅した電圧を出力する誤差増幅回路と、 前記誤差増幅回路の出力電圧と前記制御回路のグランド電位との電位差によって充電され、充電電圧を前記制御電圧として前記発振手段に印加する積分コンデンサと、 前記制御電圧を、前記発振周波数の所定の下限周波数に対応する第1基準電圧と比較し、その比較結果を出力する第1コンパレータと、 前記第1コンパレータの出力が一方の端子に設定されるセット・リセットラッチ回路と、 前記セット・リセットラッチ回路の出力状態に応じて、前記積分コンデンサの端子間を短絡・開放させるスイッチング素子と、 前記制御電圧を、前記発振周波数の所定の上限周波数に対応する第2基準電圧と比較し、その比較結果を、前記セット・リセットラッチ回路の他方の端子に出力する第2コンパレータを備え、 前記制御電圧が前記第1基準電圧より大きくなったことが前記第1コンパレータによって検出されることによって、前記発振周波数が前記下限周波数にまで低下したことが判明するのに応じて、前記セット・リセットラッチ回路が、それまでの出力を反転状態にラッチすると共に前記スイッチング素子を開放状態から短絡状態にすることにより、前記積分コンデンサの端子間電圧に等しい状態の前記制御電圧が前記発振周波数の1周期以内に、前記第2基準電圧より小さい電圧にまで強制的に調整され、 前記積分コンデンサの端子間電圧に等しい状態の前記制御電圧が、前記第2基準電圧より小さい電圧まで強制的に調整されたときに、前記制御電圧が前記第2基準電圧より小さくなったことが前記第2コンパレータによって検出されることよって、前記発振周波数が前記上限周波数にまで上昇したことが判明するのに応じて、前記セット・リセットラッチ回路が、それまでの出力を反転状態にラッチすると共に前記スイッチング素子を短絡状態から開放状態にすることにより、前記負荷電流に対応する電圧と前記基準値との比較結果を増幅した結果に基づいて、前記発振手段による発振周波数の掃引が開始されることを特徴とする圧電トランスの制御回路。
IPC (3件):
H05B 41/392 ( 200 6.01) ,  H05B 41/24 ( 200 6.01) ,  H01L 41/107 ( 200 6.01)
FI (3件):
H05B 41/392 N ,  H05B 41/24 G ,  H01L 41/08 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
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