特許
J-GLOBAL ID:201103088522602572

JPEG量子化値の最尤推定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 研二 ,  石田 純
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-358449
公開番号(公開出願番号):特開2001-211330
特許番号:特許第4536908号
出願日: 2000年11月24日
公開日(公表日): 2001年08月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 伸長された画像データを処理する方法であって、 伸長された画像データを取得するステップと、 前記取得した伸長された画像データから推定量子化テーブルを決定するステップと、 前記伸長された画像データを前記決定された推定量子化テーブルに基づいて処理して、処理済みの電子画像データを生成するステップと、 を含み、 推定量子化テーブルを決定するステップは、 前記伸長された画像データの複数の画像データブロックに対し離散コサイン変換を用いてさらに整数への丸め処理が行われた変換後データY′(m,n)を生成するステップと、 変換後データY′(m,n)が推定量子化値q*(m,n)を用いている尤度を確率関数に基づいて表し、各画像データブロックの変換後データY′(m,n)について尤度が最大となる推定量子化値を量子化値最尤推定値として、確率関数を用いて量子化値最尤推定値を表すステップと、 各画像データブロックの変換後データY′(m,n)について、そのデータ値と頻度数に関するヒストグラムを用い、量子化値最尤推定値を算出するステップと、 を有し、 確率関数を用いて量子化値最尤推定値を表すステップは、 Y′(m,n)の丸め処理による誤差をiとし、予め設定されたガウス分布の関数形Pd(i;q)とガウス分布の推定パラメータσ*(m,n)を有する確率関数を用いて量子化値最尤推定値の演算式として、 と表し、 量子化値最尤推定値を算出するステップは、 ヒストグラムのピークに対応するデータ値が量子化値またはその倍数の1つに対応することに基き、各ピークに対応するデータ値を、ヒストグラムのデータ値の範囲の任意の整数で除して、その値が整数となるときにこれを最初の推定量子化値とし、各画像データブロックの中でその推定量子化値を有するブロック数Nを計算し、これをヒストグラムのデータ値の範囲の整数について順次実行して、これらを上記量子化値最尤推定値の演算式に当てはめて、その値が最大となる推定量子化値を量子化値最尤推定値とすることを特徴とする方法。
IPC (2件):
H04N 1/41 ( 200 6.01) ,  H04N 7/30 ( 200 6.01)
FI (2件):
H04N 1/41 B ,  H04N 7/133 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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