特許
J-GLOBAL ID:201103091891695607

耐震性能評価方法、耐震性能評価装置及び耐震性能評価システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 森脇 正志 ,  森脇 康博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-034904
公開番号(公開出願番号):特開2011-095237
出願日: 2010年02月19日
公開日(公表日): 2011年05月12日
要約:
【課題】外乱の影響を効果的に分離し、高次モードの影響が無視できない建物についても有意な性能曲線を得る【解決手段】建物の基礎部と上層階とに設置した複数のセンサーにより、外乱を含む地震動の加速度等を計測し、ウェーブレット変換を行って絶対変位及び絶対加速度についての周波数応答波形を複数のランクにモード分解する。次に、変位及び加速度についてモード分解されたランクのうち少なくとも1つを選択する。次に、選択された変位及び加速度のランクから計測点での相対変位及び相対加速度を求め、選択されたランクの前記相対変位及び相対加速度に基づいて代表変位Sd及び代表加速度Saを計算して建物の性能曲線を求める。一方、計測点での絶対変位及び絶対加速度に基づいて基礎部又は地上階若しくはその他の基準地点におけるセンサーの計測値を基準とした相対変位及び相対加速度を求め、限界変形までの性能曲線包絡線と要求曲線とを比較する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
以下のステップを備える残余耐震性能評価方法。 Sa1 建物の少なくとも基礎部又は地上階若しくはその他の基準地点と、上層階とに設置した複数のセンサーにより、外乱を含む地震動の絶対加速度、絶対速度或いは絶対変位のいずれかを計測するステップ Sa2 前記センサーの計測値に対して、ウェーブレット変換を行って前記計測値についての周波数応答波形を計算することにより前記周波数応答波形の振幅を複数のランクに分解すると共に前記振幅を時間で積分又は微分することにより、 各ランクにおける絶対変位と絶対加速度とを求めるステップ Sa3 分解されたランクのうち少なくとも1つを選択するステップ Sa4 選択されたランクに属する絶対変位及び絶対加速度に基づいて基礎部又は地上階若しくはその他の基準地点におけるセンサーの計測値を基準とした計測点での相対変位及び相対加速度を求めるステップ Sa5 選択されたランクの前記相対変位及び相対加速度に基づいて、代表変位Sd及び代表加速度Saを計算して建物の性能曲線を求め、建物の限界変形点から性能曲線包絡線を求めるステップ Sa6 前記計測点での相対変位及び相対加速度に基づいて、これらを建物に入力した入力地震動として前記選択されたランクの加速度応答スペクトルRa及び変位応答スペクトルRdをそれぞれ計算して建物の要求曲線を求めるステップ Sa7 前記性能曲線包絡線と要求曲線とを比較して安全性の判断を行うステップ
IPC (1件):
G01M 7/02
FI (1件):
G01M7/00 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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