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J-GLOBAL ID:201202224809376055   整理番号:12A1430850

特異抗体による炊飯中の種々の澱粉分解酵素の溶出挙動分析

Elution Behavior Analysis of Starch Degrading Enzymes During Rice Cooking with Specific Antibodies
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 659-666  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: L2827A  ISSN: 1344-6606  CODEN: FSTRFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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米(Oryza sativa)はアジア諸国の人々にとり主食である。どうすれば,味の良い炊飯米ができるのかを知るために法範囲な研究が行われた。その結果,粘性および硬さのような物理的特性,および糖およびアミノ酸のような化学物質が炊飯米の味に貢献していることが分かった。米粒子にはα-グルコシダーゼ,α-アミラーゼ,β-アミラーゼ,プルラナーゼ,およびイソアラーゼのような澱粉分解酵素が含有している。ここでは,特異抗体による炊飯中の種々の澱粉分解酵素の溶出挙動分析を行った。実験では,20°Cでの浸漬後に調理温度が40°Cおよび60°Cになった時点で米粒子と調理水を分離した。米粒子および調理水中のこれらの酵素の免疫学的検出をSDS-PAGEおよび免疫ブロッティング法で行った。実験の結果,免疫学的局在から次のことが分かった。プルラナーゼ,α-グルコシダーゼ,イソアミラーゼ1,およびα-アミラーゼEを両米粒子および各温度の調理水から検出した。α-アミラーゼA+BおよびHに関連する結合は米粒子中には検出できなかったが,各温度の調理水中で検出した。SDS-PAGEのβ-アミラーゼバンドは米粒子中で検出したが,調理水中では検出できなかった。これらの実験結果より調理水中に溶出した酵素量は米穀粒中の酵素の位置および酵素量に依存していることが分かった。
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分類 (2件):
分類
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穀類とその製品一般  ,  植物の生化学 
引用文献 (40件):

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