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J-GLOBAL ID：201202235040562596   整理番号：12A1111551

ヌクレオソーム及びクロマチン構造についての新たな洞察:秩序状態又は無秩序な事態?

New insights into nucleosome and chromatin structure: an ordered state or a disordered affair?

著者 (4件)： LUGER Karolin (Colorado State Univ., Colorado, USA) ,  LUGER Karolin (Howard Hughes Medical Inst., Colorado, USA) ,  DECHASSA Mekonnen L. (Colorado State Univ., Colorado, USA) ,  TREMETHICK David J. (Australian National Univ., Australian Capital Territory, AUS)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 13  号： 7  ページ： 436-447  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真核生物のゲノムDNAは同じ分子量のタンパク質と共にパッケージされクロマチンを形成する。本稿では,クロマチンの構成ブロックであるヌクレオソームに特に注目して考察する。ヒストンタンパク質構成が様々なヌクレオソームが認められており,これはバリアントヒストンやヒストンのアミノ酸側鎖の翻訳後修飾によると考えられている。このような修飾によりヌクレオソームの構造,安定性及びダイナミクスが変化し,結果としてヌクレオソーム高次構造での圧縮状態に影響を及ぼす。クロマチン構造はかつて均一かつ規則的と考えられてきたが,実際は多様性があり,それぞれの生物学的機能と関与していることが示されつつある。

シソーラス用語： *ヌクレオソーム ,  *クロマチン ,  真核生物 ,  ヒストン ,  翻訳後修飾 ,  シャペロンタンパク質 ,  動原体 ,  蛍光共鳴エネルギー移動 ,  ヒストンシャペロン ,  生物

分類 (2件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  遺伝子の複製  (EC02030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヌクレオソーム ,  クロマチン構造 ,  洞察 ,  秩序状態