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J-GLOBAL ID:201202241254272030   整理番号:12A0778123

極端な凝固特性を示す牛乳にいて同定された乳蛋白質の遺伝的変異体とアイソフォーム

Milk protein genetic variants and isoforms identified in bovine milk representing extremes in coagulation properties
著者 (4件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 2891-2903  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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質量分析と組み合わせた二次元ゲル電気泳動法から成るゲルベースプロテオミクスアプローチは,極端なレンネット凝固特性を持つ個々の乳試料のサブセットの詳細な蛋白質特徴づけに適用された。良または不良凝固能のどちらかを持つ乳サブセットは,892頭のデンマークホルスタインとジャージー牛から選択された。主な乳蛋白質の遺伝的変異体のスクリーニングは,低頻度変異体,κ-CN変異体E,およびデンマーク品種で従来報告されていない変異体(つまり,β-CN変異体Iとβ-LG変異体C)と同じく,β-カゼイン(CN:A1,A2,B),κ-CN(A,B),およびβ-ラクトグロブリン(LG;A,B)の一般的遺伝的変異体の同定をもたらした。同定された遺伝的変異体の頻度の明確な差は,根底になる主な乳蛋白質の遺伝的変異体が全体的な乳凝固特性に影響することを示し,品種間と,ある程度,品種内の凝固グループ間でも明白であった。良い凝固特性を持つ乳中で,全3つの分析された蛋白質のB変異体の高い普及が同定されたが,不良な凝固乳は,β-CN変異体A2,κ-CN変異体AまたはE,およびβ-LG変異体A又はCと関係していた。β-CN変異体Iは,良または不良な凝固能を持つ乳中で同定され,変異体は通常,他に研究された牛群でβ-CN変異体A2から区別されてこなかった。さらに,κ-CNアイソフォームの詳細な特徴づけが行われた。κ-CNの遺伝変異体のそれぞれからのリン酸化およびグリコシル化のレベルで異なる6つのκ-CNアイソフォームは,低濃度で無改変κ-CNと共に,分離と同定された。相対的定量は,全κ-CNの約95%が1又は2つのリン付加でリン酸化されたが,同定されたκ-CNの約35%は1から3つの四糖類によりグリコシル化されていたことを示した。個々の試料からのアイソフォーム比較により,我々は品種,κ-CN,および凝乳特性と関連する非常にマイナーな変異を持つ,非常に安定したκ-カゼインアイソフォームパターンを見出した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  原乳の品質と処理  ,  集団遺伝学 

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