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J-GLOBAL ID：201202252952831280   整理番号：12A0100961

爆発チャンバー内での小薬量粉状TNTの爆風圧計測

Blast pressure measurement of small charged powder TNT in a closed explosion chamber

著者 (3件)： 新井裕之 (科学警察研) ,  日吉玲子 (科学警察研) ,  中村順 (科学警察研)
資料名： Science and Technology of Energetic Materials  (Science and Technology of Energetic Materials)
巻： 72  号： 5-6  ページ： 141-146  発行年： 2011年12月31日 
JST資料番号： F0476A  ISSN： 1347-9466  CODEN： STEMCH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 爆発チャンバー内での爆風圧計測では,薬量が少量になる制限がある。そこで,TNTを基準爆薬として利用するために,小薬量でのTNTの完爆性を爆風圧により検討した。ガラス容器の有無による密閉強度の違い,あるいはブースタの有無による起爆圧力の違いで爆風圧に差は認められず,また,ピーク過圧及び換算到達時間は大薬量での報告値とほぼ一致したことから,装薬密度約800kg・m^-3の粉状TNTは50gでも電気雷管起爆で完爆していると考えられた。爆発チャンバー内での爆風パラメータの基準曲線を得るために,ピーク過圧,換算正相インパルス,換算到達時間それぞれの,換算薬量2~6m・kg^-1/3における2次回帰近似式を算出した。(著者抄録)

シソーラス用語： *爆薬 ,  爆薬試験 ,  爆発 ,  実験装置 ,  密閉容器 ,  *風圧 ,  サンプルの大きさ ,  時間 ,  爆風 ,  圧力 ,  インパルス応答 ,  芳香族ニトロ化合物
準シソーラス用語： チャンバ ,  過圧 ,  到達時間 ,  *爆風圧

分類 (1件)： 各種爆薬と推薬  (YE06020W)

物質索引 (1件)： TNT

引用文献 (20件)：

• YOSHIDA, M. EXPLOSION. 2007, 17, 2
• NAKAYAMA, Y. Sci. Tech. Energetic Materials. 2008, 69, 123
• ICHINO, H. Sci. Tech. Energetic Materials. 2009, 70, 38
• ICHINO, H. Sci. Tech. Energetic Materials. 2010, 71, 51
• HOMAE, T. Sci. Tech. Energetic Materials. 2009, 70, 76

タイトルに関連する用語 (6件)： 爆発 ,  チャンバー ,  粉 ,  TNT ,  爆風圧 ,  計測