文献

J-GLOBAL ID：201202254941034968   整理番号：12A1565048

空中写真の実体視判読に基づく2011年東北地方太平洋沖地震の津波浸水域認定の根拠

Criteria for Detection of Tsunami-inundation Area Associated with the 2011 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake, Northeast Japan, Based on Air-photo Stereo-pair Interpretation

著者 (11件)： 杉戸信彦 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  松多信尚 (名古屋大 減災連携研究セ) ,  後藤秀昭 (広島大 大学院文学研究科) ,  熊原康博 (群馬大 教育) ,  堀和明 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  廣内大助 (信州大 教育) ,  石黒聡士 (環境研 環境計測研究セ) ,  中田高 (広島大 大学院文学研究科) ,  海津正倫 (奈良大 文) ,  渡辺満久 (東洋大 社会) ,  鈴木康弘 (名古屋大 減災連携研究セ)
資料名： 自然災害科学  (Journal of Japan Society for Natural Disaster Science)
巻： 31  号： 2  ページ： 113-125  発行年： 2012年08月31日 
JST資料番号： L0381A  ISSN： 0286-6021  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北地方太平洋沖地震直後から,日本地理学会災害対応本部津波被災マップ作成チームは,国土地理院によって撮影された空中写真を入手し,実体視判読を行った。空中写真の実体視判読には,津波がどの経路を流れて浸入したかを微地形や標高等を考慮しながら三次元的に検討できることをはじめ,様々な利点がある。当稿では津波被災マップ作成チームの経験を踏まえ,津波浸水域の認定における空中写真の実体視判読の重要性とその問題点を,典型例を示しながら報告した。万一同様の災害が起こった際には,被災マップ作成に関する先行的方法論として有用になると思われる。

シソーラス用語： *空中写真 ,  *実体視 ,  *大地震 ,  *津波 ,  *浸水 ,  地理的分布 ,  地形 ,  *地図作成 ,  宮城県 ,  茨城県 ,  岩手県 ,  土地利用 ,  経路 ,  *2011年東北地方太平洋沖地震 ,  微地形 ,  仙台市 ,  宮古市
準シソーラス用語： 北茨城市 ,  流路

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 空中写真 ,  実体視 ,  2011年東北地方太平洋沖地震 ,  津波 ,  浸水域 ,  認定 ,  根拠