文献
J-GLOBAL ID:201202265236672205   整理番号:12A1337650

3次元交差指アレイ電極の負の誘電泳動を用いた粒子のパターン化とその簡便な免疫センシングへの応用

Patterning with particles using three-dimensional interdigitated array electrodes with negative dielectrophoresis and its application to simple immunosensing
著者 (8件):
資料名:
巻: 82  ページ: 35-42  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
粒子の島状構造は,交差指微小帯電極アレイ(IDA)にパターン化した上下2枚の導電性インジウム-スズ酸化物(ITO)基板で構成された,誘電泳動(DEP)のテンプレートとなる,マイクロ流体素子を用いて作製されている。電極の格子は,上側ITO-IDAを下側ITO-IDAに対して90度回転して作製した。粒径3μmのポリスチレンの懸濁液を素子に導入した。次に,AC電気信号(典型的には,ピーク/ピーク値で20V,1.0MHz)を上下のITO-IDAの帯に印加し,低電場となる交差部分に粒子の島状パターンを形成した。同一AC電圧,同一周波数を上下のIDAの帯に印加すると,粒子は電圧印加した帯と接地した帯の交差箇所に集積した。これは比較的低電場がこれらの交差点に形成されるためで,対比として,異なる周波数のAC電圧を帯に印加すると,異なる周波数のAC電圧が印加された交差箇所に強い電場が発生するため第二のパターンが形成された。更に,異なる周波数を印加する帯を選択することで,第二のパターンに可逆的に変換することが可能であった。パターンを形成した粒子は光反応性ヒドロゲル高分子で固定した。パターンを形成した素子に紫外光を照射して,屈曲性のヒドロゲル高分子シートに強固に埋め込まれた良好に配列した粒子が得られた。集積した粒子は,粒子表面に固定した抗体と溶液中の検体との免疫反応により固定した。特定の抗原の存在により粒子の固定化した錯体が形成した。我々は検出限界以上の濃度で目標とした検体の存在を決定しただけであるが,一回の検出がわずか5分であり,分離工程が本報告の方法では不要な点は注目すべきである。著者らは,DEPで堆積した粒子凝集現象を用いて,高速で簡易な免疫センシング法を提示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電極過程  ,  バイオアッセイ  ,  分析機器 

前のページに戻る