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J-GLOBAL ID:201202284482462230   整理番号:12A0554125

和牛,交雑牛,乳牛および輸入牛の脂肪から固相マイクロ抽出した香気成分

Analysis of Aroma Compounds of Heated Fats from Wagyu Beef and Other Cattle Using Headspace SPME
著者 (7件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 127-138  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: F0895A  ISSN: 1341-027X  CODEN: NSKKEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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市販の和牛,交雑牛,乳牛および輸入牛(豪州産)の皮下脂肪(SF)と筋内脂肪(IF)について,固相マイクロ抽出(SPME)した加熱香気成分を比較した。その結果SFでは,和牛はアルデヒド,アルコール類が,交雑牛ではアルカン,芳香族化合物類が,輸入牛はエステル類が多かった。和牛香に寄与するラクトン類(γ-あるいはδ-Cn(nは炭素数)と表す)については,和牛ではγ-C7,C8,C9が,乳牛と輸入牛ではγ-C10,C12,δ-C10が有意に多かった。交雑牛のラクトン類組成は乳牛に似ていた。IFでは和牛はアルカン,芳香族化合物,エステル類が多く,輸入牛はアルコール,アルデヒド類が多かった。いずれの牛でもSFとIFで香気成分の構成割合が異なっていた。ラクトン類は和牛のγ-C4,C6がその他の牛より多い傾向にあり,逆にδ-C6,γ-C7,C8,C9はその他の牛より少ない傾向にあった。交雑牛のラクトン類組成は乳牛と似ていた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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生肉の品質と処理  ,  食品の化学・栄養価 

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