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J-GLOBAL ID：201202292553714980   整理番号：12A1706520

建築基準法等に係る技術基準整備のための事業(平成20~23年度報告)有開口耐力壁の変形能力の評価等に関する実験・解析

著者 (4件)： 倉本洋 (大阪大 大学院工学研究科) ,  櫻井真人 (日本学術振興会) ,  河野進 (東京工大 応用セラミックス研) ,  坂下雅信 (京大 大学院工学研究科)
資料名： ビルデイングレター  (Building Letter)
号： 563  ページ： 2-13  発行年： 2012年11月20日 
JST資料番号： S0557A  ISSN： 0385-6976  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 建築基準法の技術基準を検討する基礎資料整備を目的に,これに関する事業が平成20年度から行われている。このなかに調査項目として,「開口の数や位置を考慮した鉄筋コンクリート造耐力壁の強度・剛性評価法に関する実験・解析」と「有開口耐力壁の変形能力の評価等に関する実験・解析」がある。ここ調査レポートはここで行われたこの2つの実験・解析の報告である。前者においては,有開口耐震壁の剪断力を伝達する圧縮ストラットは開口位置や搭載方向に寄らず個々の壁板で生じ,負担剪断力は壁板長に応じて変化する等の知見を得ている。また後者においては,学会の開口低減率は剪断破壊した全試験体の最大耐力の下限と良く対応する等の知見が得られたとしている。

シソーラス用語： *建築基準法 ,  技術基準 ,  *耐震壁 ,  *変形 ,  *能力 ,  *実験 ,  *解析 ,  開口 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  位置 ,  数 ,  力 ,  載荷試験 ,  減少 ,  剪断破壊 ,  パネル ,  剪断力 ,  静的載荷試験 ,  壁パネル
準シソーラス用語： 低減 ,  壁板 ,  *有開口耐震壁

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (17件)：

• 1)日本建築学会:鉄筋コンクリート造構造計算規準・同解説、1999.11
• 2)日本建築防災協会:既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・同解説、2001年改訂版
• 3)鈴木健太、秋田知芳、松井智哉、倉本洋:複数開口を有するRC造有開ロ耐震壁の静的載荷実験、コンクリート工学年次論文集、Vol.29、No.3、pp.325-330、2007.7
• 4)櫻井真人、鈴木健太、松井智哉、倉本洋:複数開ロを有するRC造耐震壁の耐震性能に及ぼす開口配置の影響、コンクリート工学年次論文集、Vol.30、No.3、pp.421-426、2008.7
• 5)櫻井真人、松井智哉、倉本洋:複数開口を有するRC造耐震壁の破壊モードに及ぼす開口配置の影響、コンクリート工学年次論文集、Vol.32、No.2、pp415-420、2010.7

タイトルに関連する用語 (9件)： 建築基準法 ,  技術基準 ,  整備 ,  事業 ,  報告 ,  耐力壁 ,  評価 ,  実験 ,  解析