特許
J-GLOBAL ID:201203010591252425

水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 恒彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-047857
公開番号(公開出願番号):特開2012-183472
出願日: 2011年03月04日
公開日(公表日): 2012年09月27日
要約:
【課題】シリカおよび硬度成分を含む原水を逆浸透膜装置を用いてろ過する水処理方法において、透過水の水質低下を抑えながら透過水の流量の減少を抑制する。【解決手段】ポリカルボン酸とホスホン酸とを含むスケール分散剤を第2添加装置23から添加しながら供給経路10を通じて原水を逆浸透膜装置20へ供給し、この原水を逆浸透膜モジュール24で透過水と濃縮水とに分離する。透過水は、処理水路30を流れて所要の目的のために利用され、濃縮水は、排水路40へ流れる。濃縮水は、第1添加装置22から原水へ添加するpH調整剤によりpHを調整することで、ランゲリア指数を0以上0.3以下に制御し、また、逆浸透膜モジュール24での透過水の回収率を調整することでシリカ濃度を150mgSiO2/L以下に維持する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
シリカおよび硬度成分を含む原水をろ過するための水処理装置であって、 前記原水の供給経路と、 前記供給経路からの前記原水をろ過して透過水と濃縮水とに分離するための逆浸透膜装置と、 前記逆浸透膜装置から前記透過水を排出するための処理水路と、 前記逆浸透膜装置から前記濃縮水を排出するための排水路と、 前記供給経路に設けられた、前記原水のpHを調整するための第1調整手段と、 前記逆浸透膜装置での前記透過水の回収率を調整するための第2調整手段と、 前記供給経路に設けられた、前記原水へスケール分散剤を添加するための添加装置と、 前記排水路を通じて排出される前記濃縮水の水質を検査するための水質検査装置と、 前記水質検査装置により検査された前記水質に基づいて、前記濃縮水のランゲリア指数を算出するための演算手段と、 前記ランゲリア指数が0.3以下に維持されるよう、かつ、前記濃縮水のシリカ濃度が150mgSiO2/L以下に維持されるよう、前記第1調整手段と前記第2調整手段とを制御する水質制御手段と、 を備えた水処理装置。
IPC (8件):
C02F 1/44 ,  B01D 61/12 ,  B01D 61/08 ,  B01D 61/04 ,  C02F 5/00 ,  C02F 5/08 ,  C02F 5/10 ,  C02F 5/14
FI (12件):
C02F1/44 A ,  B01D61/12 ,  B01D61/08 ,  B01D61/04 ,  C02F5/00 610E ,  C02F5/00 620C ,  C02F5/08 F ,  C02F5/08 C ,  C02F5/10 620A ,  C02F5/10 620E ,  C02F5/10 620Z ,  C02F5/14
Fターム (22件):
4D006GA03 ,  4D006KA01 ,  4D006KA03 ,  4D006KB30 ,  4D006KD11 ,  4D006KD17 ,  4D006KD30 ,  4D006KE11P ,  4D006KE14P ,  4D006KE14Q ,  4D006KE15P ,  4D006KE15Q ,  4D006KE19P ,  4D006LA08 ,  4D006PA01 ,  4D006PB04 ,  4D006PB05 ,  4D006PB06 ,  4D006PB08 ,  4D006PB23 ,  4D006PC01 ,  4D006PC41
引用特許:
審査官引用 (7件)
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