特許
J-GLOBAL ID:201203014072325364

入力に依存する符号化を用いたホワイトボックス暗号システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村山 靖彦 ,  志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-553404
公開番号(公開出願番号):特表2012-520589
出願日: 2010年03月05日
公開日(公表日): 2012年09月06日
要約:
その内部の値の少なくとも1つが入力に依存する符号化を用いて表されるホワイトボックス暗号システムが提示される。システムは、暗号化処理を集合的に実施するように構成された複数の基本ブロックのネットワークを備える。符号器は、複数の基本ブロックの第1の基本ブロックからの出力データを、複数の符号化方式の選択された符号化方式に従って符号器出力へと符号化するように構成され、前記選択は、システムへの入力メッセージに依存している。補償器は、符号化の影響を補償するために、複数の再符号化方式のうちの選択された再符号化方式に従って、中間データを再符号化するように構成される。固定された符号化に代えて、可変の符号化を使用することは、ホワイトボックス暗号システムのリバースエンジニアリングを複雑化する。
請求項(抜粋):
入力メッセージを出力メッセージにマッピングする鍵付き暗号化処理を実施するための暗号システムであって、 前記鍵を表す複数の基本ブロックのネットワークを備え、 少なくともいくつかの前記基本ブロックが、入力データを出力データにマッピングするように構成され、 前記複数の基本ブロックが、前記暗号化処理を集合的に実施するように構成され、 前記ネットワークが、 前記複数の基本ブロックの第1の基本ブロックからの出力データを、複数の符号化方式のうちの選択された符号化方式に従って符号器出力へと符号化するための符号器であり、前記入力メッセージに依存する選択データに従って、前記複数の符号化方式から、前記選択された符号化方式を選択するように構成され、前記選択された符号化方式に従って符号化されると共に前記符号器出力に依存する入力を前記ネットワークを介して受け取るように、前記複数の基本ブロックの第2の基本ブロックが構成される、符号器と、 前記符号化の影響を補償するために、複数の再符号化方式のうちの選択された再符号化方式に従って、前記第2の基本ブロックの出力データに依存する中間データを再符号化するための補償器であり、前記選択データに従って、前記複数の再符号化方式から、前記選択された再符号化方式を選択するように構成される補償器とを備える、暗号システム。
IPC (1件):
H04L 9/10
FI (1件):
H04L9/00 621A
Fターム (8件):
5J104AA16 ,  5J104AA32 ,  5J104DA04 ,  5J104EA04 ,  5J104NA10 ,  5J104NA12 ,  5J104NA19 ,  5J104NA37
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
審査官引用 (6件)
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