特許
J-GLOBAL ID:201203029992658273

熱伝導率測定用プローブ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-245733
公開番号(公開出願番号):特開2012-098134
出願日: 2010年11月01日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】複数回の使用や高い測定温度の場合であっても、絶縁被膜の劣化による測定値のばらつきが生じない高精度測定可能な熱伝導率測定用プローブ及びその製造方法を提供する。【解決手段】非定常白金細線加熱法による電気伝導性粒子分散液体の熱伝導率測定用プローブについて、白金細線の金属露出部には、該金属露出部にメルカプト基が脱水素結合しているとともに、ケイ素と酸素を骨格とするシロキサン結合の架橋構造を有する有機薄膜が形成されている。こうした有機薄膜は、白金細線の金属露出部に、メルカプト基を有するシランカップリング剤溶液に浸漬させた後、他のシランカップリング剤溶液に浸漬させる方法等により形成できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
非定常白金細線加熱法による電気伝導性粒子分散液体の熱伝導率測定に用いられるプローブの製造方法であって、 白金細線の金属露出部に、(1)メルカプト基を有するシランカップリング剤溶液に浸漬させた後、他のシランカップリング剤溶液に浸漬させる方法、(2)メルカプト基を有するシランカップリング剤溶液に浸漬させた後、テトラエトキシシラン溶液に浸漬させ、さらに他のシランカップリング剤溶液に浸漬させる方法、及び、(3)メルカプト基を有するシランカップリング剤溶液に浸漬させた後、他のシランカップリング剤溶液に浸漬させ、さらに前記シランカップリング剤溶液とは異なるシランカップリング剤溶液に浸漬させる方法、から選ばれるいずれかの方法で有機薄膜を形成することを特徴とする熱伝導率測定用プローブの製造方法。
IPC (1件):
G01N 25/18
FI (2件):
G01N25/18 Z ,  G01N25/18 F
Fターム (11件):
2G040AB09 ,  2G040BA24 ,  2G040CA13 ,  2G040CA22 ,  2G040CB03 ,  2G040CB04 ,  2G040DA02 ,  2G040DA12 ,  2G040EA02 ,  2G040GB03 ,  2G040GB08
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
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